2019年1月19日 (土)

ネットフリックス効果

いま米国で最も話題の日本人と言えば、近藤麻理恵さん。

今年1月1日からネットフリックスで始まった近藤さんの『Tidying Up with Marie Kondo』という番組。

この番組の人気が凄いのです。

これはネットフリックスによるオリジナル制作番組なのですが、この番組に影響されて、『断捨離』へと走る米国人がたくさん出てきて社会現象化しているのだとか(例えば『こちら』の記事)。

あっという間に世界的なインフルエンサーになってしまった近藤さん。

あらためてネットフリックスのコンテンツ制作力(目のつけどころ!)、そしてその影響力の大きさに驚かされます。

『いったいどんな番組なのか』と興味を持たれる方は、

『こちら』で昨年末配信されていたオフィシャル・トレーラー(予告編)をご覧になってみてください。

さてそのネットフリックスですが、木曜日の取引終了後に発表された決算がいま一つの内容で昨日の株価は下落。

しかし株主への手紙(『こちら』)やインタビュー(『こちら』)を見ると面白いですね。

CNBCが記事(『こちら』)にしていて、その見出しがすべてを物語っています。

『Netflix says it's more scared of Fortnite and YouTube than Disney and Amazon』

要は、ネットフリックスによると、彼らの真の敵はディズニーやアマゾンではない。

彼らが恐れるのはフォートナイトやユーチューブなのだ、と。

ユーチューブはいいとして、『フォートナイトとは何?』という方は、『こちら』をどうぞ。

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2019年1月14日 (月)

スーパー・ブラッド・ウルフムーン

地球から月までの距離は、楕円軌道であるために、約35万7000kmから40万6000kmまで変化します。

最も近点にあるときの満月を『スーパームーン』と言っていますが、遠点のものよりも最大14%大きく、30%明るいと言われています。

Super_moon_3

  (From Wikimedia Commons; (CC BY-SA 4.0) free from copy right)

一方、皆既月食の際に月が赤く見えるのが、『ブラッドムーン』。

そして、1月最初の満月が、『ウルフムーン』。

この3つが重なると、『スーパー・ブラッド・ウルフムーン』ということになり、これがちょうど来週、1月21日に訪れます。

残念ながら日本では見ることが出来ませんが、アメリカでは今から結構騒がれています(例えば『こちら』)。

米国に行かれる方は、夜空を見上げてみては如何でしょう。

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2019年1月 7日 (月)

時価総額トップ10

昨年末時点での世界企業時価総額トップ10を表にしてみました。

残念ながら日本勢の名前はなく、米企業が8社、中国勢2社。

  Top_10

10社のうち、5社までが若い企業。

この5社(アマゾン、グーグル、テンセント、フェイスブック、アリババ)は、どの企業も、設立して25年も経っていません。

一方で、ジョンソン&ジョンソンは、1886年の設立。130年以上も前です。

J.P.モルガンとチェイスが合併してできた「J.P.モルガン・チェイス」(表ではJPモルガンと表記)のルーツは、Bank of the Manhattan Company まで遡れます。

この銀行は1799年の設立。

寛政11年。十一代将軍の徳川家斉が将軍のころです。

ところで、ジョンソン&ジョンソンというと、バンド・エイドのような日用品・一般用医薬品の会社と理解している方も多いかもしれません。

しかし、利益の72%は、医療用医薬品(処方箋薬)、医療機器から来ています。

バイオテクノロジーの最先端を走っていて、とくに1999年に、セントコア社(Centocor)を合併したことで注目されました。

たとえば関節リウマチ薬「レミケード」(Remicade)という商品名で販売されている「インフリキシマブ」(抗ヒトTNF-αモノクローナル抗体)。

これは、セントコア社(Centocor)合併により、ジョンソン&ジョンソンの製品群に加わっています(日本では田辺三菱製薬から販売)。

古くて伝統ある企業でも、新時代に合わせて、どんどんと新しい事業にチャレンジする。

あるいは業態転換を図る。

世界のトップ10に食い込んでいくには、こうした姿勢が必要です。

『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である』

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2019年1月 2日 (水)

年明けの相場

新年は下落とともに始まる模様。中国経済の状況を懸念。ドル円も一時は108円70銭に。

詳しくは『こちら』

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2019年1月 1日 (火)

明けましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします。

Inoshishi3

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2018年12月31日 (月)

投資家に求められるもの

投資家に求められるもの、それは自分なりに会社のことを研究して、こうなるに違いないと判断したら、他人の言葉や、たんなる印象論に惑わされないことだと思います。

まぁ、言うのは簡単で、実際に実行に移すのは、難しいのですが・・。

2010年5月13日。

私はアップルの株を買い、ブログでそのことを書きました(『こちら』)。

すると、多くの人たち(知人、かつての仕事仲間)から、

『こんなに上がってしまった後で、買うなんて』

とのコメントをもらいました。

実際のところ、アップル株はその後、しばらく低迷。

しかし当時の株価、261.68ドルは、7分割前のものですから、分割調整後のベースでは、37.38ドル。

現在ではそれが156ドルへと、4倍以上になっています。

2016年9月12日。

このときはテレビで、 「IoT時代に岩崎さんが一番注目している(一押しの)銘柄は何か」と聞かれ、その少し前に自分自身で買っていた「NVIDIA」と答えました。

このときのやり取りもブログに残しています(『こちら』『こちら』など)。

当時のNVIDIA株価もすでにかなりの勢いで上がってきた『後』でした。

『ちょっと無謀な発言だったんじゃないか』

テレビを見て、わざわざ電話で忠告してくれる友人もいました。

しかしこの年の1月に発表された自律走行車向けの車載人工知能エンジン「Nvidia Drive PX 2」は、人の脳に近いプロセスを行うニューラールネットワークを用いたディープラーニング(いわゆる深層学習、機械学習)を特徴とし、1秒間に24兆回の演算を可能とするものでした。これは当時のMacbook Pro150台分の演算性能に相当。

ちなみに今では、320 TOPS (tera-operations per second)と、もっとずっと進化しています(『こちら』『こちら』)。

私がテレビで発言した時のNVIDIA株価は 60.75ドル。現在では 133.65ドルと2倍以上になっています。

会社のウェブサイトを頻繁にチェックして、技術の動向を理解する―地味な作業ですが、こうしたことの繰り返しが、会社の持つ本源的価値(intrinsic value)に関する自分なりのconviction (確信)に繋がっていくような気がします。

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2018年12月30日 (日)

トランプのツイート

8時間前にトランプがツイートしました。

『Just had a long and very good call with President Xi of China. Deal is moving along very well.

If made, it will be very comprehensive, covering all subjects, areas and points of dispute.

Big progress being made!』

自画自賛の感もありますが、月曜日のニューヨーク市場はポジティブに反応すると思います。

早速、ロイターやCNBCが

『Trump hails call with China's Xi, says trade talks are making good progress』

と報じていました。

詳しくは『こちら』をどうぞ。

もちろん中国に関する本質的な問題は、おそらくは解決しないのでしょうが・・。

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2018年12月29日 (土)

終わってみれば

昨日で、2018年の株式取引は終了。

今年1年間はどんな年だったのでしょうか。

【ダウ平均株価】

2018年末 23,062.40ドル (注:ダウは日本と違って31日、月曜日にも取引されます。ここでは28日(金)の終値の数字を使っています)

  1年前(2017年末)24,719.22に比べて、▲6.7%

  2年前(2016年末)19,762.60に比べて、+16.7%

  3年前(2015年末)17,603.87 に比べて、+31.0%

* * *

【日経平均株価】

2018年末 20,014.77円

  1年前(2017年末)22,764.94に比べて、▲12.1%

  2年前(2016年末)19,114.37に比べて、+4.7%

  3年前(2015年末)19,033.71に比べて、+5.2%

* * *

今年1年間で、日経もダウも共に下落しましたが、ダウの下落に比べて、日経の下落は、はるかに激しいものでした。

新聞を読んでいると、米国の下落がひどくて、その影響を日本も受けたとの印象を持ってしまいますが、どうやら実態は、

『米国が風邪を引いたら、日本が(肺炎とはいかないまでも)気管支炎になってしまった・・』

ということでしょうか。

* * *

なお今年1年間はダメでしたが、米国で、401Kなどで運用している人たちにとっては、さほどの影響はなさそう。

なにせ、3年前に投資した分は、今年1年の下落を経ても、いまなお3割強のリターンを出しているのですから・・。

やはり投資をする上では、時間分散をはかることが重要であることを知らされます。

詳しくは『こちら』から始まる3回連続の記事をどうぞ。

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2018年12月22日 (土)

大統領がFRB議長を解任?

米ブルームバーグによると、トランプ大統領はパウエルFRB議長の解任を議論しているとのこと(詳しくは『こちら』の記事をご覧ください)。

これに対して、トランプ大統領のアドバイザーたちは、「そんなことをすれば、かえって市場に悪影響、それも甚大なる悪影響を与える」と大統領に忠告。

さらに加えて、「そもそも大統領がFRB議長を解任することが法的に許されるのか」といった問題もあるようです。

ブルームバーグの記事によると、Federal Reserve Act says governors may be “removed for cause by the President.”と書いてあるとのことですが、必ずしもクリアではない様子。

いずれにせよ、大統領の怒りは頂点に達し、これを沈めることが難しくなりつつあることが記事からは窺えます。

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2018年12月20日 (木)

AR(拡張現実)の世界のハリーポッター

いよいよ来年。

ポケモンGOのデベロッパーであるNianticがハリーポッターを出すらしい・・。

AR(拡張現実)の世界のハリーポッター。

ちょっと興味があります。

ゲームの teaser は『こちら』で。

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やっぱり

マーケットの一部には、「もしかしたら」という期待が若干ながらあったのかもしれません。

しかし蓋を開けてみれば、「やっぱりね」という反応。

大統領が何と言おうと、FRBは金利を上げ、マーケットは続落。

昨日1日のダウ平均株価の動き(下図)が、この間の市場の失望感を物語っています。

Dow_2

2日前に、WSJは「無理して金利を上げなくても・・」と次のように社説を書き始めたのですが・・。

『自分の仕事がきついと考えている人は、米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長のことを思い浮かべるといい。

パウエル氏は何カ月も前から、FRBが今週追加利上げに踏み切ることを示唆してきた。

だが経済・金融面のシグナルは、立ち止まるべきだということを示している。

一方、ドナルド・トランプ米大統領は、ほとんど毎日のようにパウエル氏を攻撃し、利上げを思いとどまらせようとしている・・』

先ほど新しく出た記事(『こちら』)の見出しは、

『Fed Raises Rates, but Signals Slightly Milder Path of Future Increases』

というものでした。

労働市場を見れば、FRBが下した判断も分からないことはないのですが、原油価格は下がっているし、物価に過熱感はありません。

はたして、FRBは正しい判断をしたのかどうか・・。

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2018年12月15日 (土)

ジョンソン&ジョンソン

米国株は続落しましたが、なかでも目を引いたのが、ジョンソン&ジョンソン(JNJ)。

ロイター通信によると、JNJ社はベビーパウダーにアスベストが混入した事例を把握しておきながら、隠し続けてきたとのこと(詳しくは『こちら』)。

ロイターの報道を受け、JNJ社の株価は10%以上も下落。

なおベビーパウダーへのアスベスト混入は、1971年から2000年代初めにかけて何十年も行われていたとのことで、

全米の消費者は大きなショックを受けているとのことです。

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