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2006年7月22日 (土)

勉啓塾

もう20年近くになりますが、私は、『勉啓塾』という名の勉強会(異業種交流会)に参加しています。

毎月第3水曜日の6時30分頃に集まり(毎回集まるのは20名前後です)、サンドウィッチを食べながら、講師の方の話を聞き、その後、質疑応答をしたり、議論をしたりといった会です。

会の歴史はもっと古く、おそらく30年近くは続いているのだと思います。

発端は早稲田大学高等学院の卒業生数名が、『大学を卒業して、それぞれ別々の会社に就職することになるけれど、月に1回位は一緒になって情報交換をしたり、勉強したりしようよ』といって、始まったものだと理解しています。

それが何と、30年近くも続いているのですから、驚きです。

私が参加したのは、興銀のシカゴ駐在員を終えて、本店審査部に戻ってきた時(1987年)に、高校時代からの友人のM君に誘われたのが発端です。

この間、会のメンバーも新たに参加する人あり、あるいは転勤などで、いなくなる人あり、と、変遷を重ねて来ましたが、運営方法やカルチャーはあまり変わっていません。

早稲田の高等学院らしく、細かい規則など無く、自由な雰囲気のもとで、運営されています。唯一の変化と言えば、昔はメンバーがまだ若かったのですが、最近では白髪が目に付く人も見られるようになったことくらいでしょうか。(今では高等学院出身者は全体の半分以下だと思います。)

講師の方は、基本的にメンバーがコネを使って依頼してきます。本来であれば多額の講演料をお支払するような著名人の方にも、サンドウィッチをご馳走するだけで勘弁してもらっています。

継続は力なり。

私が会に参加している間にも、日本経済は、バブルを経験し、その後の金融危機など、まさに山あり谷ありの状況でした。

個人的にも私は興銀を辞め、投資銀行に移り、そして独立と、いろいろなことを経験してきました。

月に1回、いろいろな分野の方の話を聞く(中には『ビールの飲み方』などというトピックスもあります)というのは、決して何らかの実利を求めている訳ではありません。

だからこそ、この会は長く続いてきたのであり、私自身、いろいろな局面で、仕事上の判断をする際、あるいは自分のキャリアについて判断をする際に、この会に参加してきたことが(目に見えない形で)役にたってきたように思えます。

最近の若い方たちは向上心が旺盛ですが、時として、即戦力を身につけることを重視し過ぎているように思えることもあります。

気の合った仲間たちとこの種の勉強会を企画してみるのも面白いかもしれません。

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