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2008年6月26日 (木)

肥大化したマネーの行き場所

原油だけではありませんでした。

ロスの画廊が送ってきたメールでは、ピカソの作品なども著しく高騰してきているとのこと。

実際のオークションの数字の推移です(↓)。

          122

          121

世界のマネーがなかなか日本株に向かわないというのは寂しいところですが、

Jパワーの株主総会などを見ていると、

日本株を買うくらいならピカソの絵を買いたいという海外投資家の気持ちも分からないわけではありません。

今日のJパワー株価推移です(↓)。

     Photo

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2008年6月24日 (火)

創造性

先日ご紹介したロンドンのHalcyon Galleryがボブ・ディランの絵画作品を集めた書籍(作品集)『THE DRAWN BLANK SERIES』を出しています。

その中にディランが書いた言葉が載っています。

『創造性には、経験、観察、そして想像が大きく係わる。この3つの鍵となる要素のどれ一つが欠けても駄目だ。』

Creativity has much to do with experience, observation and imagination, and if any one of those key elements is missing, it doesn't work.

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2008年6月23日 (月)

カンブリア宮殿

今夜10:15から。Ken Okuyamaに関するものです。詳しくは『こちら』をどうぞ。

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2008年6月22日 (日)

ボブ・ディラン

今年ピュリッツァー賞を受賞したボブ・ディラン。

彼は絵画でも多くの作品を描いていて、その展示会が今ロンドンで行われています。

詳しくは『こちら』をどうぞ。

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一番違うアメリカ

6月下旬というと、9月から海外の大学院に留学する人たちが、その前のステップとしてサマースクールへの留学を考える頃です。

昔のことを思い出しました。

当時の興銀人事部のKさん: 『君は西海岸のスタンフォードに留学するのに何で東海岸の外れのバーモント州に行くの?しかもこの大学、聞いたことも無い。』

私: 『人口600人の村みたいです。私は高校時代もカリフォルニアでしたし、一度、一番違うアメリカを見ておきたいと思いまして・・。』

バーモントはアメリカでも風光明媚なところとして有名です。

ただ綺麗な景色とのんびりとした生活にはさすがに1週間もすれば飽きてきます。

学生も殆どいないバーモントの大学(?)のドーミトリー(寄宿舎)から、人事部のKさんに宛てて『どこか別のところに移りたい』と手紙をだしました。

今年の留学する人たちをみていますと、スタンフォードのビジネススクールに留学する前に取りあえずはと、中国に語学留学(ビジネスも少々とか・・)する人もいたりして、時代の流れを感じます。

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2008年6月18日 (水)

来年頂点を迎えるサブプライム

昨日発表されたゴールドマンのバンキングセクターに関するレポート。

サブプライム関連損失は、来年初頭まではピークに達することはないだろう。

米国の銀行セクターはすでに12兆円の資本増強(増資)をしたが、これに加えて追加で6.5兆円の資本調達が必要となるだろう。

The report estimated that credit losses from deterioration in the mortgage and lending markets will not peak until early 2009, and that U.S. banks, having already raised about $120 billion in capital, will need to raise an additional $65 billion.』

なんだ、まだまだ続くのかということで、米国株は下げています。

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2008年6月13日 (金)

Next Target?

リーマンブラザーズを巡る状況についてコンパクトにまとまっています(↓)。

『TheStreet.comのビデオ』←CMの後にインタビューが流れます。

なお時間帯によって、別のビデオ(『Lehman CFO Canned・・』など)が流れることがありますが、

参考になるのは、『Lehman's in for a World of Hurt』の記事。

クリックした後に出る画面の右側、『Latest Video』のところで、この記事を見つけて更にクリックします。

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2008年6月 8日 (日)

富の移転

原油高によってどのくらいの富が産油国に移転するのでしょうか。

先般ご紹介したBP社のデータによれば、WTIの価格は

1999年 $19

2000年 $30

2001年 $26

2002年 $26

2003年 $31

この5年間の平均は$26です。

これに比し、原油が$100高くなるとすると、年間の産油国の産出量にこの100ドルを掛けた分が、産油国に移転することになります。

もちろんWTIは米国での指標であり、スポットの価格です。

実際には、長期契約がベースとなっている原油購入契約も多々あるでしょうから、これは、極めて単純化した試算ということになります。

さて産油国の原油産出量ですが、同じくBPのデータによれば2006年のOPEC12カ国の生産量が、

35,611千バーレル/day

旧ソ連邦諸国が

12,299千バーレル/day

合計で

47,910千バーレル/day。

よって一年で

17,483百万バーレルとなり、仮にこれが5~10年前の平均油価に比し、100ドル高くなるとすると、

1,748,300百万ドル。

円にして約175兆円が消費国から産油国に移転することになります。

日本の国家予算82兆円の2倍以上。

米国の国家予算約290兆円の6割にあたります。

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2008年6月 6日 (金)

David Einhorn

今のニューヨーク株式市場で起きているDavid Einhornとリーマンブラザーズの壮絶な戦い。

David Einhornは27歳の若さでヘッジファンド、グリーンキャピタルを創設。下記の本を出版した段階で既に5000億円の資産を動かしていたとのこと。

           David_einhorn

(【注】本の中を見るにはアマゾンのサイトから入って下さい。)

David Einhornとリーマンブラザーズの戦い、今のところ、リーマンが勝利しそう(その結果、今日の東京市場も米国の金融不安が後退して、上昇してスタートしそう)ですが、

詳しくは『こちら』(←)の動画をどうぞ。CMの後に流れます。

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2008年6月 4日 (水)

機械式時計のようなクルマ

BRIOなどの、(カー雑誌ではないと言う意味での)“一般誌”にもジュネーブモーターショーの記事が掲載されるようになりました。

          Brio_20080524   

『機能を求めるなら電波時計や、ソーラー時計、クォーツの時計などが選ばれるだろうが、これらは大量生産で安く売られている。

一方、多くの人々は高い値段を払ってまでしても、必ずしも正確ではなく、時として止まってしまうこともありえる、機械式時計を求める。』

BRIOでカーデザイナーの奥山さんがこの趣旨の発言をしていました。

ところでMさんが、奥山さんのジュネーブでのインタビューの状況(動画)を見つけて、送ってくれました。

ご関心のある方はこちら(←)をどうぞ。

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2008年6月 3日 (火)

僕の彼女はサイボーグ

ケータイはますます進化する!

ということで、前回のCanCamに続き、NextNinjaさんからのプレス・リリースです。

        Img06_01

詳しくは、こちら→「NextNinjaPressRelease20080529.pdf」をダウンロード をどうぞ。

何が凄いのか?

以下、プレス・リリースからの抜粋です。

このサービスは、ワンセグ放送と同程度の高画質・高解像度での配信を可能とし、携帯電話を横向きにしたフルスクリーンでの映像配信を行うことが可能です。携帯電話の特性を考慮し、携帯電話の通信状態にあわせてビットレートを変更し配信する独自の方式をとることで、映像をコマ落ちさせずに配信します。また映画『僕の彼女はサイボーグ』本編10分、予告編10作品をパッケージングし、複数の動画コンテンツをMovie専用アプリ、1アプリで配信することを可能にしました。

従来の携帯向け動画配信アプリは、サイト側でコンテンツを選択してから、アプリで視聴するといった流れで動画を配信するため、サイトとアプリを行き来しながら動画を見る形になり、ユーザーにとってはユーザービリティが非常に低い形で、動画コンテンツが提供されておりました。

このサービスでは、動画配信アプリのユーザーインターフェースをカスタマイズすることで、ワンセグ放送でチャンネルを切り替えるように、動画コンテンツをワンアプリで切り替えることができます。また、動画だけではなく、テキスト、静止画の配信、スキンのカスタマイズをアプリごとに行うことができます。このため映画『僕の彼女はサイボーグ』本編10分を配信、予告編10本の計10作品の動画、作品情報、プレゼント応募への誘導などのプロモーションに必要なコンテンツを専用アプリ一つで提供が可能になりました。

NextNinjaさんと言えば、山岸さんが、文字通り一円で起業した会社。

これが世の中にインパクトを与えうるまでに成長してきました。

ケータイをパケ放題にしている方はどうぞ覘いてみてください。

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2008年6月 2日 (月)

エンツォ・フェラーリ

昨日のブログにまさくんから頂いたコメント。

『化石燃料は有限な資源なので・・・燃料として使うのは、根本的に間違いではないか・・。フィルム→デジタルへと大きな変革が有ったカメラ業界と同様に、クルマの業界でも、近いうちに革命が起きそうです。』

まさにその通りだと思います。

『フェラーリの創設者、エンツォ・フェラーリがもし今生きていたら、彼は高性能な電気自動車を作ろうときっと夢中になっていたに違いない。』

これはフェラーリなどのデザインを担うピニンファリーナ社でデザインデレクターを務めた奥山氏の言葉です。

その奥山氏がピニン社から独立してから発表した2つのクルマのうちの1つも電気自動車。

来月開催される洞爺湖サミットでは電気自動車が展示されたり利用されたりするようになる見込みのようです。

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2008年6月 1日 (日)

メドゥーサ(最終回)

6月です。

先週ニューズウィーク誌が、『原油200ドル-世界経済はこう変わる』との特集記事を出していました。

            Newsweek_2

『まもなく日本を抜いて世界2位の石油輸入国になりそうな中国は、アメリカの(製品に対する)需要減とコストの増大というダブルパンチを食らう』

『思わぬ恩恵にあずかる産業もある。原油高で息を吹き返しつつある日本の石炭産業がいい例だ』

以上は何れもニューズウィーク誌からの抜粋です(カッコ内は私が加えたもの)。

石炭と言えば、夕張の炭鉱が閉山に追い込まれたのが1990年。以降夕張市は財政的に厳しい状況になり昨年財政再建団体に指定されるに至っています。

夕張の石炭を再開発しようという動きが今後出てくるのかどうか、私には予測がつきませんが、いずれにしても原油200ドル時代になればこれまでとは違った世界が出現することになりそうです。

原油高、資源高、穀物高。

今、世界の根底に流れるのはマネーからモノへの潮流です。

この中で加工型を主軸に事業展開してきた日本企業は、両者(原料=インフレ、製品=デフレ)からスクウィーズされ、利益を上げにくくなっています。

1500兆円という日本の個人の金融資産。

これについても、マネーからモノへの潮流の中で、どう減価を防ぎ、逆に有効に生かしていくのかが課題となってきています。

私は先週一週間スイスのある会社の社長に同行して東京、札幌などを回りました。

数ヶ月前にアブダビ、ドバイ、カタールなど中東各国を歴訪してきたというこのオーストリア人の社長は

『ドバイなど街の外観は大きく変わった。でも変わったのは外観だけではないかという気もする。』

と話していました。

見たもの全てを石にするというギリシャ神話のMEDUSAの目。

我々は真実を見抜こうとする目をもってして、これに対抗するしかありません。

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