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2008年7月28日 (月)

How hard it is to find a quality man in Los Angeles!

正社員とか派遣とか、あるいは非婚化とか、社会を巡る状況が変化してきています。

何冊かの本を読みました。

『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか』

―  著者の言う通り昭和的価値観はもはや通用しなくなってきているのでしょう。この本はいろいろな人にインタビューすることで、今の社会の断面を切ってみせます。しかし出てくる登場人物は、もともと能力があり考え方もしっかりしている人たち。その他『多数』の若者の話はどうなのでしょうか。

『婚活時代』

―  著者の調査によれば『未婚女性の40%が年収6百万円以上の男性と結婚したいと思っている。』 

一方、『未婚男性25歳から34歳のうちに年収6百万円以上の男性が何%いるかというと、たった3.5%』 とのこと。

映画チャーリーズ・エンジェル(2000年公開)で、Cameron Diaz(Natalie役)が

『Do you know how hard it is to find a quality man in Los Angeles?』と叫んだシーンを思い出しました。

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2008年7月26日 (土)

And this is the moment when we must give hope to those left behind in a globalized world.

オバマのベルリンでのスピーチ全文です。昨日ご紹介したYouTubeで彼が演説するのを実際に聞くと心が動かされます。

OBAMA SPEECH TRANSCRIPT:
Remarks of Senator Barack Obama (as prepared for delivery)

"A World that Stands as One"

July 24th, 2008

Berlin, Germany

Thank you to the citizens of Berlin and to the people of Germany. Let me thank Chancellor Merkel and Foreign Minister Steinmeier for welcoming me earlier today. Thank you Mayor Wowereit, the Berlin Senate, the police, and most of all thank you for this welcome.

I come to Berlin as so many of my countrymen have come before. Tonight, I speak to you not as a candidate for President, but as a citizen - a proud citizen of the United States, and a fellow citizen of the world.

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2008年7月25日 (金)

Ich bin ein Berliner

『Ich bin ein Berliner.』と言った1963年のケネディ大統領のスピーチ(詳しくは『こちら』をどうぞ)。

このケネディの演説を思い出させるようなスピーチが行われました。

昨日約20万人の聴衆を前にオバマがベルリンで行なったスピーチです。

『ヨーロッパの人々とアメリカの人たちが協力してテロを打ち負かそう。テロを支援するExtremismの井戸を空に(dry up)してしまおう。』

『国と国との間の壁、人種と人種との壁、宗教と宗教との壁を取り崩そう(tear down)。』

詳しくは『こちら』をどうぞ。

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2008年7月23日 (水)

『原油価格は半年~9ヶ月以内に90ドルにまで下がるだろう』(リーマンブラザーズ)

来年第1四半期(6~9ヵ月後)には90ドルのレベルまで下がるだろうというリーマンブラザーズのレポートが先ほど発表されました。詳しくは『こちら』をどうぞ。

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2008年7月21日 (月)

サブプライムに対するオバマの政策

一昨日のブログでは、現在行われているブッシュ政権の経済対策について書きましたが、民主党のオバマ大統領候補の政策はどのようなものでしょうか。

オバマ氏のホームページを覘いてみます。

これは結構面白いホームページなので、まだご覧になったことのない方は是非『こちら』をクリックしてみて下さい。

さて上記のオバマのホームページで 『Issues』 のページに入り、更に 『Economy』 のページに進みます。

そして 『Protected Homeowership and Crack Down Mortgage Fraud』 の項目を見てみます。

すると出てくるのが『このページ』です。

6つの政策が出てきます。

最初の4つを見てみましょう。

1)新しい Federal Housing Administration (FHA) Housing Security Programの創設

民主党のChris Dodd 上院銀行委員長が中心となって提案した法案(下院で可決)をオバマ候補は強く支持。米連邦住宅局(FHA)に最大3,000億ドルの保証枠を設定。現行の住宅ローンから『期間30年、固定金利型』住宅ローンへの借り換えを促進させる。

2)Universal Mortgage Creditの創設

1千万人のホームオーナーに10%の税額控除(平均500ドル)を与える。これらの層の大半は年収5万ドル以下である。

3)サブプライム・モーゲッジ産業のAccountabilityの徹底

詐欺(Fraud)などの不正摘発。Abusive(乱用・悪用型の)住宅ローンから消費者を保護。

4)消費者が住宅ローンのコストを比較しやすいように、ローンのコストをスコア(点数)の形で明確に表示する制度を導入

このようにブッシュ政権が市場の力を使って減税という形でサブプライム問題への対処を行おうとしているのに比して、

オバマ候補はもっと直接的にこの問題に政府が関与して解決しようとしています。

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2008年7月19日 (土)

梅雨明け

関東地方も今日から梅雨明け。

平年より1日、昨年より13日早いとのことです。(詳しくは『こちら』。)

さてブッシュ政権の経済対策は、

(1)5月~8月にかけて実施されている所得税戻し減税1,067億ドル

(2)設備投資減税450億ドル

の2本立て。

この2つを中心に全体で総計 1,520億ドル(約16兆円)の減税を実施するというものです。

これは米GDP(2007年13.8兆ドル)の約1%の水準にあたります。

日本でGDP(515兆円)の1%というと、5兆円の減税。

よって現在米国で行われている減税を日本に置き換えてみますと、消費税を5%→3%に引き下げるに等しいような規模の減税ということになります(注:消費税1%で約2.1兆円の税収)。

こうした施策の結果なのでしょうか、米国および世界経済のファンダメンタルズはさほど悪くはありません。

IMFは、2008年の米国の実質経済成長率を、0.5%(今年4月に見込んだ数値)→1.3%に上方修正(7月17日)。詳しくは『こちら』

世界経済の成長率(2008年予測)も、3.7%→4.1%に上方修正しています。

米国のようにサブプライムの影響をまともに受けているわけではないにもかかわらず、日本の2008年成長率予測は相変わらず1%台(1.3%;詳しくは『こちら』)。

成長率を上げる為の(米国のような大胆な)施策を特に何も行っていない割には、日本の民間セクターは比較的がんばっているということなのでしょうか・・。

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2008年7月18日 (金)

JPモルガンは良かったがメリルは?

昨日の米国。

JPモルガンの第2四半期決算が予想以上に良かった為、金融株を中心に上がりましたが、市場取引が終わった後に発表されたメリルの決算。

アナリストの予想1株当り 1.91ドルの損失に比し、4.97ドルの損失であったことから、メリルのみならず他の金融株も After Hour Trading では値を下げています。

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2008年7月17日 (木)

Wells Fargo の増配

全米5位の商業銀行Wells Fargo の増配報道を受けて、米金融機関の株式は上昇。ダウ平均も上げています。

『より多くの顧客がローンの返済を滞るようになった』と言って、Well Fargoは第2四半期の決算を発表。

22%の減益決算であったにも係わらず、減益額が市場が予想していたものより小さかったこともあり、マーケットはWells Fargo のこの時期の増配を好感。

Wells Fargo の株価は1日で32%も上昇しています。

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2008年7月16日 (水)

ホームレス中学生

ちょっと時代遅れかもしれませんが友人に『面白いから』と勧められて本を買ったのが先週金曜日。

そうしたら土曜日にテレビでドラマをやっていてテレビを先に見る羽目に。

本を読んだのは翌日の日曜日でしたが、『面白い』、『泣ける』、そして『暖かい気持ちが伝わってくる』本でした。

すでに200万部以上売れているとのことでお読みになった方も多いと思いますが、まだ読んでいない方にお勧めです。

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2008年7月14日 (月)

世界最大の自動車メーカーGMの倒産確率は?

Credit Default Swap というマーケットで取引されている値段から、マーケットはGMの倒産確率をどう見ているかといったロイターの記事です。(詳しくは『こちら』)。

GMの残存期間5年の社債10百万ドルを保証するコストはアップフロント(前払いで)33.5%プラス毎年5%。

ロイターの記事によれば、こうしたCredit Default Swap の市場の見方ではGMが5年以内にDefaultする確率は75%。(ちなみにFordは70%)。

そして1年以内にGMがDefaultする確率は25%(Fordは22%)とのこと。

もちろんCredit Default Swap というのは、一つの市場のインディケーションに過ぎず、市場参加者もそれほど多くないと思われることから過度に重要視することは出来ません。

ただ現物の債券市場もCredit Default Swapの動きを見ながら取引されており、Credit Default Swap市場との間の裁定取引も行われると言います。

ちなみに2033年に満期を迎えるGMの社債(クーポン利率8.375%)は現在(1ドル当たり)60セントで売買されているとのこと。

GMの問題は実は労働問題(社会保障費、健康組合費、年金)が大きいというのであれば、一度倒産させてChapter 11 の企業となって競争力を復活させる・・米国の航空会社でかつて起きたことが、自動車ビッグ3にも起きるかもしれません。

トヨタやホンダは当然そういった事態も視野に入れて米国戦略や世界戦略を考えているのでしょうが、いずれにしても今後の展開が注目されるところです。

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2008年7月12日 (土)

Lehman Free-Fall

Lehman Free-Fall などと海外で報道されているようですが、リーマンブラザーズの下げが止まりません。

「lehman_brothers.doc」をダウンロード (←クリックすればグラフが現れます)。

昨年6月には 81ドルあった株価は、今や14ドル。

83%の下落です。

ここ3ヶ月でも45ドルから14ドルですので、69%の下落。

リーマンはベアスターンズのように誰かに買収されるのでしょうか。

JPモルガンはベアを買ったばかりだし、もはやそんな余裕はない(ベアの時のように政府・連銀が裏でサポートしてくれるとも思えない)。

Citi は自分の問題で精一杯か。。。

UBS も Citi と同じような状況?

ドイツはかつてモルガン・グレンフェルを買ったが優秀なバンカー達に逃げられた苦い経験がある。

みずほはまだ(メリルの)株価が高い時にメリルへの出資を決めてしまった。

三井住友はバークレイだし、残るはHSBCか、まさか三菱か?

と、いろいろ考えていくとベアスターンズの時とは状況がやや違うように思えてきます。

そもそもヘッジファンドが売りを仕掛けている要素が強くて株価が急落しているだけという見方(だとする株価は何れ急回復する?)もあれば、

住宅金融公社の格下げなどによってリーマンの保有資産の劣化が進んでいるとの見方もあります。

来週木曜日(17日)にはメリルリンチの第2四半期決算発表があります(ゴールドマン、モルスタ、リーマンは1ヶ月早い決算の為すでに第2四半期決算は発表済み)。

1ヶ月遅れのメリルの決算内容からマーケットはリーマンなどの現況を推測しようと試みることになると思います。

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2008年7月 6日 (日)

My Funny Valentine

なかなか風邪が抜けないので、DVDを見ていました。

『the fabulous baker boys』(日本題:恋のゆくえ)

この映画が作られたのは1989年。日本はバブルのピーク (日経平均 38,900円)、一方アメリカは経済が停滞気味(ダウ平均 2,700ドル)でした。

映画は自分の本当の気持ちに素直になれないジャズ・ピアニストの兄弟と女性シンガーの心の揺れ動きを描いたもの。

もやのかかった情緒あるシアトルの街並みが印象的でした。

ラストに聞こえるMichelle Pfeiffer のMy Funny Valentine は何度聞いてもいいものです。

* * * *

My funny Valentine, sweet, comic Valentine

You make me smile with my heart

Your looks are laughable, unphotographable

But you're my favorite work of art

* * * *

Don't change a hair for me

Not if you care for me

Stay my funny Valentine,

Stay...

Each day is Valentine's Day

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2008年7月 3日 (木)

神曲

風邪を引いてここ一週間ほど体調を崩していました。(特に一昨日は熱を出して寝込んでいました。)

熱のせいかもしれませんが、普段余り考えないようなことを考えました。

世界の国にはいろいろな言語があり、過去形や未来形が無い言語があると聞いたことがあります。

『私は昨日買いものに行く』

『私は明日買いものに行く』

昨日とか明日をつければ、動詞を『行った』とか『行くでしょう』とか変化させなくても意味は通じます。

もっともドイツ人にしてみれば、日本語のように名詞が男性名詞、女性名詞、中性名詞に分かれていない言語があることが不思議なのかもしれません。

言葉というものは人間が抱く思想や概念を現すものでもありますから、

日本語では的確な言葉が無い外国の言葉があるし、その逆のケースもあるように思えます。

にもかかわらず多くの言語において地獄とか天国(極楽)という言葉があるのはどうしてでしょうか?

仏教でもキリスト教でも、そしてイスラム教でも、地獄(に近い世界)があるのは、

実は本当に地獄があり、人類の遺伝子の中にその情報が埋蔵されているからではないか。。

そんなことを考えていたのです。

実は風邪を引いて体調を崩す前、私はダンテ・アリギエーリの『神曲』(地獄篇)を読んでいました。

4分の1ほど読み終えたところで、熱を出し中座していますが、言葉について考えながら、どうして多くの言語に『地獄』という言葉があるのかを考えてしまうというのは、やはりダンテの影響なのでしょうか。。

それにしてもダンテの『神曲』、思ったよりも読みやすく、面白いです。

例えばダンテが地獄の第二圏で見たのは、古代アッシリアの皇后セミラミス、そして、カルタゴを建設した女王ディド、更には、エジプトの女王クレオパトラ・・・

彼女らは何ゆえに地獄の第二圏に落ちたのか・・

実際に読み始めてみるまで、ダンテの『神曲』がこれほど面白い作品だとは知りませんでした。

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