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2009年6月 5日 (金)

あの騒ぎはいったいなんだったんだろう

社団法人日本感染症学会が緊急提言をおこなっています(詳しくは『こちら』)。

たった9頁ですので是非上記をクリックして全文をお読みになって頂きたいのですが、さっと目を通しただけでも、下記のような文章が目に入ってきます。

* * *

『これまで流行してきた季節性インフルエンザでは毎年1 万人前後の死亡者が出てい』る。

『今回の新型インフルエンザ(S-OIV)が今後大流行した場合、わが国の死亡者数や死亡率が香港かぜの場合を大きく超えるようなことはないと思われ』る。(注:太字にして下線を付したのは私です)。

新型インフルエンザは、いずれ数年後に季節性インフルエンザとなって誰でも罹患しうる病気で』ある。

『過去のどの新型インフルエンザでも、出現して1~2年以内に25~50%、数年以内にはほぼ全ての国民が感染し、以後は通常の季節性インフルエンザになって』きている。

『現在流行している香港かぜもこのようにして季節性インフルエンザとなった歴史を持っており、今回のS-OIVもやがては新たなH1N1亜型のA型インフルエンザとして、10年から数十年間は流行を繰り返すと見込まれ』る。

『すなわち、今回の新型インフルエンザ(S-OIV)の罹患を避けることは難しい』

* * *

改めて『あの騒ぎはいったいなんだったんだろう』と思わずにいられません。

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コメント

それ以上になかなか大恐慌のようにならないのが、どうしてなのだろうと思っています。

もう大恐慌のような状況にはならないのでしょうか、ちょうどこの夏くらいにまた底になるというのが大恐慌でしたよね?

投稿: ふくろう | 2009年6月 5日 (金) 10時05分

1929年当時は金本位制で、そのことに引っ張られて(財政・金融面での)適切な対策が取れなかった(取らなかった)というのが、1930年から31年にかけて、更に経済を悪化させた最大の要因だと言われています。

一方、今日、最近になって米国、日本、中国等でマーケットが上向いてきているのは、オバマ、ガイトナー、バーナンキが(マーケットが)考えられうるベストに近い政策をもってして、この問題に対処してきているからです。(もちろんだからと言って油断はできませんが・・)。

バーナンキは私がスタンフォードに留学していた時から、スタンフォードで大恐慌について教鞭を取っていました。(後にプリンストンに移ります。)

大恐慌の専門家です。

「これからは財政赤字についてもきちんと対処していかねばならない。政府は無尽蔵に借り続けることは出来ない」と先日スピーチをして注目を集めました。

申し分ないタイミングでのスピーチでした。

投稿: 岩崎 | 2009年6月 5日 (金) 13時39分

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