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2009年12月16日 (水)

生活防衛

表参道ケヤキ並木のイルミネーションが11年ぶりに復活しています。

11年前というと1998年。私が興銀を辞めた年です。当時、興銀を初めとする大手行各行に対する公的資金注入が決まり、日本長期信用銀行や日本債券信用銀行が破綻し国有化されました。

11年後の今年も勝るとも劣らず厳しい年になっています。

原宿、表参道界隈というとお洒落なショップやブティック、美容院などが並ぶのですが、最近では不景気のためか、例えば原宿・表参道の美容院に来て髪型を整えたり、パーマ、カラーをしてもらう若い人がぐんと減ってきているとか・・。

ある美容院の店長さんによると、『そもそも最近の若い人は通勤・通学など必要最低限の範囲でしか都心に出てこない。通常は、柏、八王子、春日部といった、彼らが住む地元の街で過ごしている』

春日部や川越のサイゼリアや王将は混んでいても西麻布の和食店は12月だというのに結構空いているといった状況が起きています。

ボーナスは出ないけれど家族で楽しむ時間は持ちたい。余分なところに出費したくない。

先ほどの美容院店長さんの話によれば、『これまでは月1回、美容院に来てくれたお客さんは2ヶ月に1回というように頻度を減らしてきている。特に髪の毛の長い女性はなかなかカットに来てくれない』

消費者の生活防衛意識はますます徹底してきています。

11年ぶりのイルミネーション点灯にあたり、主催者である原宿、表参道の商店街振興組合は『明るい話題のない中、表参道から元気を発信したい』と発言していました。63万個の電飾は人々を引き寄せることができるのでしょうか。

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