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2011年3月19日 (土)

ヨード製剤の内服

AFS同期(18期)の寺門医師の文章です(これもそのまま転写します)。

* * * *

「緊急被ばく医療研修のホームページ」

http://www.remnet.jp/index.html

「原子力安全委員会専門部会報告(H14年)」

http://kokai-gen.org/information/6_015-1-1y.html#13 

などに、放射性ヨードの被曝を予防するための安定ヨードの内服について触れられていますが、

通常のヨード製剤(ヨウ化カリウム製剤)投与は体内を正常な安定ヨードで飽和に近い状態にし、入ってくる放射性ヨードの体内比率を下げるのが目的です。

一時的に大量に通常のヨード製剤を内服し、放射性ヨードの吸収を阻害しておけば、甲状腺に吸収されず、甲状腺癌の予防にはなります。

余分なヨードは尿に排泄されます。

現在は放射性ヨードが大量放出されていないようなので、ヨウ化カリウム製剤には、副作用もありますし、予防服薬をせず、原子炉破壊されたら、すぐに服用されれば間に合いますが、

ただし、通常、このヨウ化カリウム製剤は、普通の医療機関には備えは無いので、破壊があった場合に、公的機関が配布するだろうと考えられます。

放射性物質の汚染には、風向きにも注意が必要です。

気体ヨードは水溶性で、濡れたマスクが有用との事です。

他の放射性物質は、衣類についたりしますので、払い落としたり、シャワーを浴びたりが有効なようです。

寺門道之@トータルクリニック寺門医院・小山市・栃木県

miteraka@df6.so-net.ne.jp

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