« スイス中央銀行総裁がインサイダー疑惑で辞任 | トップページ | 起業に年齢は関係無い? »

2012年1月11日 (水)

2012年、新興国は・・?(日経ヴェリタストーク)

昨晩は日経CNBC『日経ヴェリタストーク』に出演しました。

2012年の新興国。経済成長率見通し(IMF予測、実質GDP成長率見通し)は中国9%を皮切りにインド、インドネシアと高い成長を見通すところが並びます。

これから先、仮に欧州危機が深刻化するとした場合、新興国はそれでも成長することができるのでしょうか。

   0042_2

リーマンショック(2008年9月)の時は、2か月間(2008年9-10月)で米国の株価は2割下落(11,516ドル→9,325ドル)。欧州の株価も2か月間の下落率は同じく2割に達しました。

このとき新興国の株価は欧米以上に下落しました(インド、ブラジルは▲3割、中国、ロシア、インドネシアは▲4割)。

これは先進国マネーがこれらの国から引き揚げたためで、新興国は金融面では為替、株価ともに実体経済以上の影響を一時的に受けました。

換言すれば実体経済の方は表に現れるマネーの動きほどには傷ついていなかったため、たとえばブラジルでは2009年になると株価は一転上昇に転じ、2009年1年間で2倍近くになりました。

詳しくは今週号の日経ヴェリタスの1-4面をご覧になって頂きたいのですが、アジアや中南米の新興国は内需の比率も総じて高く、経常収支や外貨準備もまずまずの水準にあります。

すなわち世界経済の担い手の一角として頼もしい存在になりつつあるのです。

欧州危機が深刻化したとしても、(為替、株価など金融面では影響を受けるでしょうが)、それがアジア危機、中南米危機となって波及していくかというと、必ずしもそうでない ― むしろ意外と持ちこたえうるのではないかと思われます。

番組では、中国、インドネシア、トルコ、ブラジルなどの国を個別に取り上げ、その実態に迫りました。

見逃された方は再放送:1月11日(水) 17:45~ と 19:06~ をご覧ください。

さて最後にクイズです。

GDPの大きい順に世界の国を1位から6位まで並べてください。

答えは『こちら』 (2011年9月、IMF推測ベース)。

「米国、中国、日本、ドイツ」の1位~4位までは、みなさんすぐ分かったと思います。

5位は英国ではありません。

フランスです。

そして6位はブラジル。

だんだん発展途上国とか新興国などとは言ってられなくなってきました・・。

|

« スイス中央銀行総裁がインサイダー疑惑で辞任 | トップページ | 起業に年齢は関係無い? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« スイス中央銀行総裁がインサイダー疑惑で辞任 | トップページ | 起業に年齢は関係無い? »