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2012年12月22日 (土)

七十二候

「野田佳彦首相が昨年9月の就任以来、首相官邸サイトに掲載してきたブログ『官邸かわら版』が21日、最終号を迎えた」とのニュースが目に飛び込んできました(『こちら』)。

これまで気にも留めていなかった『官邸かわら版』

改めて読み直してみました。

最終号の1つ前。

12月3日の『魔法の杖など、どこにもない』という記事。

「日銀を「打ち出の小槌」のように使って借金を積み重ね、公共事業に回していくというのも、論外です。残念ながら、一瞬にして日本経済の抱える問題が全て解消する「魔法の杖」はありません」・・・

と書かれています。

実は野田政権のもとでも、政府は日銀にもう少し積極的な緩和策を取らせようと躍起になっていました。

10月5日の日銀の金融政策決定会合に前原誠司経済財政担当相が政府代表として出席したのは記憶に新しいところです。

出席に先立ち、前原さんは、

「デフレ脱却のために強力な金融緩和を求めるという政府の立場を踏まえ、会合に臨みたい」

と語っていました(『こちら』)。

しかしこの会合では日銀は追加緩和を見送り、ゼロ回答。

一方の安倍自民党総裁。

こちらは安倍さんが日銀に出向くのではなくて、白川日銀総裁を自民党本部に「呼びつける」という手法を取りました(「呼びつける」とは言葉は悪いですが、白川総裁が野党の自民党本部にまで出向いていったものですから市場関係者の多くはこう理解しました)。そして自民党の意向を日銀に飲ませました。

先方に出かけて行ってゼロ回答しか得られなかった民主党と、先方を呼びつけ自分たちの意向を飲ませた自民党との政治力の差を見せつけられた一面でした。

「魔法の杖など、どこにもない」のは確かですが、景気は極端に冷え込み、経済は何らかの杖を必要としていました。

そして民主党も、自民党も、どちらの政党も日銀に対してもう一歩踏み出した金融政策を望みました。

これに対して日銀としては、

「すでにレイムダックと化している民主党の言うことは聞けないが、来年4月の日銀総裁任期切れを控え、自民党の言うことは聞かざるを得なかった」

というのが実情なのかもしれません。

入門 日本の旧暦と七十二候 (洋泉社MOOK)

さて話はがらりと変わりますが、昨日は冬至でした。

冬至、立春、啓蟄など、二十四節気については比較的よく知られていますが、その二十四節気をさらに三つに分けた七十二候は意外と知られていないのかもしれません。

一年に七十二もの季節を認識してきた昔の人の感覚、季節感の取り入れ方には学ぶべきところも多いかもしれません。

先日手にした「入門 日本の旧暦と七十二候」

季節の美しい写真、和歌、俳句が満載で、季節感を味わいながら一年を送りたい方にお勧めです。

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