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2013年3月30日 (土)

アベノミクスと高橋是清

前回の『経済学の本を読む』のブログ記事で何冊かの本を紹介しましたが、歴史的観点からアベノミクスにアプローチしようとしたのが、『こちらの寄稿文。

公研3月号「めいん・すとりいと」に収録されています。

著者の松元さんによれば、

『かつての井上デフレは旧平価での金解禁という円高とデフレ政策の併存であった。そして、その深刻な井上デフレから思い切った財政・金融政策によって日本経済を再生させたのが高橋是清の高橋財政であった』

        Photo_2_3

           高橋是清翁記念公園の是清像

なお松元さんは高橋是清に関する著作を何冊か書いており、このブログでも紹介したことがあります(『こちら』)。

        Korekiyo

彼の第1作、『大恐慌を駆け抜けた男 高橋是清』 に続く2作目の『高橋是清暗殺後の日本』(第2章)には、「非伝統的金融政策」なるものが、戦前には高橋是清などによって一般的に行われていたことを説明しています。

『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』とよく言われますが、デフレ脱却に向けて戦前の先人たちがたどった道筋を現代的視点から学んでみるのも意味あることだと思います。

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