« デービッド・アトキンソンの「新・観光立国論」 | トップページ | グレンコア・ショック(その2) »

2015年11月15日 (日)

グレンコア・ショック

明日日経CNBCテレビ「日経ヴェリタストーク」に出演します。

トッピクスはグレンコア・ショックについて。

グレンコアは、売上高で食品大手のネッスルを上回り、スイス最大を誇る資源商社。

原油や銅、亜鉛などの価格下落を受け、業績が悪化していたところへ、9月28日南アの投資銀行インベステック(Investec)のアナリスト(Hunter Hillcoat)が、投資家向けにグレンコアに関するレポートを発表。

そのなかでこう述べました。

“If major commodity prices remain at current levels, our analysis implies that, in the absence of substantial restructuring, nearly all the equity value of both Glencore and Anglo American could evaporate.”『9月28日付The Guardian 紙』

Evaporate とは蒸発するという意味の単語。

これが切っ掛けとなってグレンコアの株価は1日で29%も下落しました(97.22ペンス→68.62ペンス)。

Glencore

            (グレンコア:6か月間の株価の動き)

この翌日にはグレンコア・ショックの影響を受けて、三菱商事などの株価も下げたので覚えている方も多いと思います。

Mc

           (三菱商事:6か月間の株価の動き)

  (注)三菱商事は、翌日の9月29日には株価が1897円(引値)となり、年初来最安値を記録しています。

資金調達面での不安が囁かれたグレンコアですが、9月16日に 25億ドル(3000億円)の新株を発行、配当支払い停止(15年度末および16年中間配当)も宣言し、11月3日には将来生産量の銀を現時点で売却するというストリーミング取引で9億ドルを調達。

こうした一連の動きを受け株価は反転しました。

しかしながら、先週木曜日から株価は再び100ペンスを切り始めました。

グレンコア・ショックは終わったのでしょうか、それとも今後も続いていくのでしょうか。

番組ではこの辺を探っていくことになると思います。

明日21時15分からです。

|

« デービッド・アトキンソンの「新・観光立国論」 | トップページ | グレンコア・ショック(その2) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« デービッド・アトキンソンの「新・観光立国論」 | トップページ | グレンコア・ショック(その2) »