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2017年5月26日 (金)

本の感想

最近読んだ本の感想、というか「寸評」です。

【1】『超一極集中社会アメリカの暴走』

中身の濃い1冊。

Photo

1回読むだけでは勿体ないので、もう一度読みかえすことになりそう・・。

著者の前回作『超・格差社会アメリカの真実』も読みごたえがありました。

Photo_4   

ところで今回(赤い表紙の方)の『超一極集中社会アメリカの暴走』については池上彰さんが雑誌「波」の4月号に書評を書いています。

『こちら』でご覧になれます。

本書の著者の小林さんの名前を私が最初に知ったのは、著者がまだ「ペインウェバー」(懐かしい名前!)に勤めていた頃。

日経新聞『経済学』に著者が寄せた文章が目を引きました。

印象に残ったので、切り抜いて保存していました(下図;クリックすると大きくなります)。

今から33年前。1984年のことです。

Kabuka_3   

* * * * *

【2】捨てられる銀行

派手に新聞で広告されていたので買って読んでみました。

Bank_2

広告によれば(シリーズ合計で)22万部だとか、かなり売れているとのこと。

本書は一言で言うと、最近の金融庁が何を考えているかを書いた本。

それだけ邦銀(とくに地銀?)は、金融庁の意向を「忖度」しようとしている・・・ということなのかもしれません。

読み終えての感想ですが、銀行は金融庁の方を向かずに、もっと顧客の方を向いて欲しいと思いました(それこそが森信親金融庁長官が目指しているものに違いないのですが・・・)。

* * * * *

【3】日本と中国、もし戦わば

版元(出版社)から献本してもらった本。

China1

読む人の政治的立場によって、本書の内容に賛成するか反対するか、いろいろだと思います。

本書には昨年1月の『Foreign Policy』誌の「日中尖閣戦争」というシミュレーション記事が紹介されています。

ちなみに帯にある「わずか5日間で日本が敗戦する!?」とは、このシミュレーション記事のことです。

それはともかくとしても、本書は、習近平が推進する「一帯一路」など、中国が何をしようとしているのかを理解する上でも役立つと思います。

同じような意味で、マイケル・ピルズベリー著の『China 2049』も読んでおきたい1冊です。

China2_2

* * * * *

【4】駅格差

この本も版元(出版社)から献本してもらったもの。

Eki_2

前作『沿線格差』が売れたのでしょう。

Ensen

第2弾として 駅格差 を取り上げていますが、第1弾よりも、こちらの方が流行るかもしれません(たんなる私の勘ですが)。

私が中学生だった頃、クラスメートたちと「西荻窪駅がいいか、吉祥寺駅か、三鷹駅か」を競ったことがあります。

武蔵野三中という中学だったのですが、それぞれ住んでいるところが西荻に近い子、吉祥寺に近い生徒、三鷹に近いクラスメートがいたのです。

西荻勢の言い分:なんてったって23区。電話番号も03。

吉祥寺:井の頭線が乗り入れている。

三鷹:特別快速が止まる。

といった具合に、マツコ・デラックスが聞いたら喜びそうな会話。

昔(もう50年も前!)から、こんな感じですから、この種のたわいもない話は、いつの時代にもけっこう好かれるんですね、おそらく・・。

突っ込みどころ満載の本ですが、宴会や最近ハヤリの「意見交換会」の席での話のネタになるかもしれません。

* * * * *

【5】プレ・シンギュラリティ

Pre_2

2年半前に出た同じ著者の話題作『エクサスケールの衝撃』の抜粋版。

Exa_2

『エクサスケールの衝撃』は分厚くて値段も高かったので、まずはこちらのプレ・シンギュラリティを読んでみるという読み方も有りだと思います。(こちらの方は半年前に出たもの)。

それにしても著者の齊藤元章さんの博識ぶりには驚かされます。

この本の通りになれば、人類の未来は明るいし、何よりも日本の未来が相当明るい・・・。

たとえ疑心を抱いて読み進んだとしても、「たった3割でもこの本に書いてあることが実現すれば、それだけでも凄い」と思えてきます。

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