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2017年9月16日 (土)

その後のNVIDIA株

NVIDIA株については、これまで何回か書いてきました(『こちら』『こちら』『こちら』など)。

ですから、ここでは若干のコメントのみ。

昨日1日でNVIDIA株は6%強上昇。

ついに180ドルを超えました。

Evercore のアナリスト、C.J. Muse が目標株価を 180ドル→250ドルに上げたことに、市場が反応したもの。

この件については、米国を中心にいくつかの記事で取り上げられていますが、それらの中でも 『こちら』がお勧め。

思い起せば、半年ほど前の今年の2月22日。

野村証券のアナリストRomit Shah氏がNVIDIA株を、買い(Buy)から売却(Reduce)にrecommendation (推奨)を変更し、目標株価を 100ドル→ 90ドルに下げました。

Nomura の名前は米国(ウォール街)でも知れ渡っていますので、マーケットは率直に反応。

すぐに株価は 110ドル→95ドルまで下落したのです(このとき私は安くなった株を若干ですが買い増しました)。

さて、今回のEvercore のアナリスト・レポート。

これをどう読むか、です。

このレポートと、これを受けて180ドルにまで上がった株価を見て、

(1)こんなに高くなったのだから絶好の売り場と考えるか

あるいは、その逆に、

(2)アナリストの言うようにさらに 250ドルまで上がると信じ、買い増しを検討するか(あるいは新規に購入するか)

皆さんはどのように考えるのでしょうか。

それにしてもちょうど1年前です。

たまたま出演したテレビ(日経ヴェリタストーク)で「いちばん注目している株は何か」と聞かれ、「NVIDIA」と答えたのが、去年の9月12日。

あの時の株価は60ドルで、あれから1年間で3倍になってしまいました。

まぁ、しかし過去のことを話してみても始まりません。

問題はこれからどうなると見るか。

実際に自動運転の車(といっても現在市販されている車なのでたいしたレベルの自動運転ではないのですが)を運転して私が感じることは、運転が格段と楽になり、しかも(私の個人的感想ですが)面白くなったということです。

車に備わった画像認識機能で、交通標識を車が読んで、現在走っている道路の最高速度を教えてくれる。

車線を変更する時も方向指示器を出すだけで、車が適切なタイミングで車線を変更してくれる。

他愛もないことなのですが、このちょっとしたことが便利であり、かつまた楽しくも感じます。

ですので、恐らくはこれから先も、こうしたことがどんどんと進化し機能追加になっていく。

そうした近未来(といってもせいぜい3~4年後)が現実にやってくる・・。

だからこそNVIDIA株のPERは現在52倍と、とてつもない高倍率をつけているのですが・・・。

(もっとも話はそれますが、アマゾンに至ってはPERは251倍の超高倍率です)。

仮に Evercore のアナリストが言うように、NVIDIA株がこれから先 250ドルになれば、このときの時価総額は 1500億ドル(16兆5000億円)。

これは現在の半導体株のリーダーであるインテルの時価総額1739億ドル(19兆1000億円)の86%のレベルに達することを意味します。

さすがにインテルの86%にまでは達しないだろうと考えるのか、あるいはそうなっても驚くに値しないと見るのか・・

見方は分かれるところですが、市場はどちらの答えを出していくのでしょうか。

NVIDIAの次回の四半期決算発表は11月です。

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