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2018年3月11日 (日)

インバウンド

インバウンド関連の本を立て続けに3冊ほど読みました。

この中ではアトキンソンさんの本がいちばん面白かったです。

私は2年半ほど前のブログで、彼の書いた「新・観光立国論」を紹介したことがあります(『こちら』)。

今度の本はその続編との位置づけ。

日本を訪れる外国人の数は2869万人(17年)。

順調に増加してきていますが、下記の通り、

Visitors_2

世界で16位。

アジアでも6位。

訪日客が落とすお金、すなわち国際観光収入は、250億ドル(15年)で、タイ(446億ドル)の56%、中国(1141ドル)の22%。

これは一つには訪日客の85%がアジアからで、結果、滞在期間が短いことが影響しています。

また富裕層へのアプローチも必ずしもうまくいっておらず、Five Star Alliance の5つ星ホテルの数は、日本全体で29。

一方、タイは110もの5つ星ホテルを擁しています。

ということで、アトキンソンさんのこの本には前作に続き観光立国になるためのヒントが満載。

これは要するにそれだけ伸びしろがあるということだと思います。

私の個人的感想は、(アトキンソンさんの本にも出てきますが)、日本のおもてなしは外国人に通用しにくいケースも多いということ。

たとえば日本の航空会社による過剰とも思える接客。

先日ネットで、『ファーストクラスに乗ったところ、誕生日を祝ってもらえなくて嘆いた男性の話』が載っていました(『こちら』)が、ファーストクラスに乗るからこそ、出来るだけ静かに放っておいて欲しいという人も多いと思います。

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