« Quantitative Tightening | トップページ | カリスマ経営者 »

2019年2月19日 (火)

広報部 vs. 個人投資家

今晩は日経CNBCテレビ『日経ヴェリタストーク』に出演しました。

トピックスはカリスマ経営者。

どういった経営者がカリスマ経営者なのか、難しい定義は抜きにしても、マスコミ受けする経営者とか世間的な評判の良い経営者といった人たちは確かにいます。

個人投資家としては「そういった経営者の会社の株を買えば成功するのか」というと、これがそうでもないらしい・・・。

たとえば、かつてマスコミによって「マック(アップル)からマック(マクドナルド日本)へ」とか「本格的プロ経営者の登場」といった具合に、持てはやされた経営者がいました。

「それならば」とばかり、このとき日本マクドナルドの株を買った個人投資家は、その後、あまり上がらない株価を見て、残念に思ったのかもしれません。

日本マクドナルドの株が大化け(と言っても株価が2倍近くになっただけですが)するのは、その後に経営者となったカサノバ現社長の時です(下図)。

Photo_3

実際のところ、カサノバ社長になってマックに入ると、メニューは見やすくなったし(以前はセットメニューに誘導されるような価格表示)、細かいところで違いを感じるようになりました(あくまでも私の個人的感想ですが・・・)。

いずれにせよ、広報部がしっかりしている会社は、マスコミに上手くアプローチして社長インタビューを実現させ、カリスマ経営者のイメージを作り出します。

しかし残念ながらイメージだけでは株価は上がっていきません。

実際の収益が伴うことが必要なのです。

個人投資家としてはマスコミや世間が作り出すイメージに惑わされず、しっかりと数字を見ていくことが大切。

それともう一つ。

今晩の番組でも話したのですが、その会社で働いている人に実際に会って話を聞いてみることが意外に役に立ちます。

学生時代のクラスメートとか、社会人勉強会で友達になった人とか、誰かその会社で働いている人を探して出して聞いてみる・・・。

すると、経営者の意外な一面が分かったりします。

マスコミには外面で接することができても、同じ会社で働いている従業員の目はごまかせません。彼らは見るべきところは見ているもの。

そういった生の情報が株式投資においては重要です。

|

« Quantitative Tightening | トップページ | カリスマ経営者 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« Quantitative Tightening | トップページ | カリスマ経営者 »