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2020年3月 2日 (月)

コロナウィルスが「過去もっとも長く続いた米国の景気拡大」を終わらせる(ハイマン氏の予測)

2009年末~2019年末までの10年間、米国のGDPは連続して上昇を続け、トータルで25.9%も上がりました(下図)。

  Us-gdp-growth

これは米国がリセッション(景気後退)を経験することがなかった期間としては、過去最長と言われています(詳しくはCNBCの『こちら』の動画をご覧ください。なお厳密には米国の景気拡大局面は2009年7月に始まっていますので、すでに昨年7月の段階で、拡大局面は11年目に突入しています。いずれにせよ今回の景気拡大局面は、記録が残る1850年代以降で過去最長のものとなっています『こちら』)。

しかしながら現在、この過去最長の景気拡大局面がいよいよ終焉を迎えようとしています。

つまり米国経済は景気後退局面に突入する可能性が高いーこう予測するのはウォール街のトップ・エコノミストのエド・ハイマン氏。

ハイマン氏と言えば、全米エコノミストランキング(インスティテューショナル・インベスター誌)で39年間にわたって第1位に選出されてきた著名エコノミスト(『こちら』)。

その言動は世界的に注目されています。

CNBCの報道によると、ハイマン氏は顧客向けの書簡(Note)を3月1日に発信。

この書簡は『U.S. Virus ‘Recession’(米国はウィルス「リセッション」に突入)』と題されていて、その中で氏は、

「米国の第2と第3四半期のGDP成長率はゼロになるだろう」と予測しています(『こちら』)。

一般的には(欧米では)、GDPの成長率が2四半期期連続でマイナスになると景気後退(リセッション)と考えられています。

つまりハイマン氏のこの予測は、「コロナウィルスが米国の過去最長の景気拡大を終わらせることを予言するもの」と解されています。

なお第1四半期の米国GDP(20年1-3月期)は、2月28日発表の「アトランタ連銀GDPナウ」によれば、年率換算2.6%と予測されています(『こちら』)。

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