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2020年4月30日 (木)

水谷哲也「新型コロナウイルスを知ろう」(現代化学5月号)

現代化学5月号が水谷哲也先生の記事を特に無料公開。

『こちら』です。

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2020年4月29日 (水)

グーグルの1-3月期決算

グーグル(正式名称アルファベット)の1-3月期決算が日本時間29日の早朝に発表されました。

売上高(1-3月の3ヶ月間)412億ドル

(前年同期比+13%)

事前の市場予測(コンセンサス)は410億ドル。

Operating income 7,977百万ドル 

(前年同期比+21%)

(ただし Non-GAAP ベースでは ▲4%)

グーグルの決算を見る上では、GAAPベースと、Non-GAAPベースの両方に目を配る必要があります。

GAAPベースとは、Generally Accepted Accounting Principles の略。

「一般に(公正妥当と)認められた会計原則」を意味します。

グーグルの場合、前期決算において1,697百万ドルもの制裁金が欧州委員会によって課せられました。

このため前期決算はかなり悪化。

この悪化された前期と比較する(GAAPベース)と、今期のOperating incomeは+21%になります。

しかしそれでは本当の意味での「会社が稼ぐ力」を比較したことにはなりません。

そこで投資家は「前期に仮に制裁金が課せられなかったとした場合のケース」と比べて、今期の収益力を判断します。

その方が会社としての、より的確な収益力比較が出来ると考えるからです。

つまりNon-GAAP ベースの数字をより一層重視するわけであり、

その観点からするとグーグルのOperating incomeは前年同期比▲4%ということになります。

もう少し、決算を見ていきましょう。

1株当たり利益(EPS)9.87ドル

(前年同期比+4%)

(ただし Non-GAAP ベースでは ▲17%)

事前の市場予測(コンセンサス)は10.73ドル。

* * *

つまりグーグルの決算を一言で要約すると、

売上は予想以上に伸びたけれども、利益は事前予想と比べても前年同期と比べても期待外れ。

しかし市場はこの決算を好感し、グーグルの株価は After Hours の trade で8%も上昇。

もともと広告収入に頼るグーグルの決算は

新型コロナウイルス危機でかなり落ち込むこともあり得る

と考えられていました(事実、利益で見ると落ち込み)。

しかし投資家が注目したのは売上の中身。

やはり、というか、Stay Home の影響で、YouTubeを見る人が増えました。

YouTube広告は

前期3,025百万ドル

今期4,038百万ドル 

(前年同期比+33%)

もう一つ。

リモートワーク(つまり会社に通勤しない)が増えて、

クラウド・ビジネス全般に追い風になっています。

その結果、グーグルのクラウド収入は

前期1,825百万ドル

今期2,777百万ドル 

(前年同期比+52%)

グーグルは四半期ごとのguidance(今後の見通し)を発表していませんが、CFOの Ruth Porat は

 “Performance was strong during the first two months of the quarter, but then in March we experienced a significant slowdown in ad revenues.”

(1-3月期で、1-2月は良かったが、3月に入って広告収入がガクンと落ち込んだ)

と発言。

更に続けて、

“We are sharpening our focus on executing more efficiently, while continuing to invest in our long-term opportunities.”

(長期的な視野にたって投資を続けていくが、同時に更なる効率性を追求していく)

なおグーグルが発表した決算は『こちら』でご覧ください。

* * *

日本時間の明日、早朝には、マイクロソフトが1-3月期決算を発表。

アップルとアマゾンは、日本時間の明後日(金曜日)早朝に決算を発表します。

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2020年4月28日 (火)

ダルい上司の打ち合わせ回避する方法

この動画は一昨日にアップされたものなので、すでにご覧になっている方もいるかもしれません。

またZoomによる会議や打ち合わせを経験したことのない人、あるいはZoomの背景機能を使ったことのない人には面白さが分からないかも・・。

しかしウケる人には徹底的にウケるみたいで、私の知人は面白くて5~6回見てしまったと話していました。

1分34秒の動画。

『劇団ノーミーツ@5月23/24旗揚げ公演』さんが作成。

『こちら』です。

Zoom_20200428192701

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2020年4月27日 (月)

人口10万人当たりの新型コロナウイルス死者

日本 0.30人

なお日本の中でも東京都だけで見ると、0.76人

台湾  0.03人

つまり台湾は日本の10分の1

日本も台湾を目指したいところです。

香港 0.05人

シンガポール 0.21人

インド 0.06人

タイ 0.07人

インドネシア 0.28人

以上、日本よりも人口10万人当たりの死者が少ない国。

人種が関係あるのかどうか分かりませんが、いずれもアジアの国々です。

あの中国でさえ、0.33人と日本より少し悪い程度。

フィリピン 0.47人

韓国 0.47人

これが欧米になると一変します。

米国 16.31人

とくにニューヨーク市 202.08人

ベルギー 59.68人

スペイン 50.31人

フランス 34.70人

英国  30.02人

ドイツ 7.01人

オーストラリア、ニュージーランドは日本とさほど変わらず。

オーストラリア 0.33人

ニュージーランド 0.39人

ブラジル 2.02人

エクセルデータは下記です。

ダウンロード - e4babae58fa310e4b887e4babae5bd93e3819fe3828ae381aee6adbbe88085.xlsx

出所はジョンズ・ホプキンズ、一部、NHK、朝日、日経、東京都のサイト。

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2020年4月26日 (日)

ベルギー vs. ルクセンブルグ

経済はどうなるのでしょうか。

4月17日付のJP モルガンのレポートを読みました(『こちら』)。

経済の見通しについては、結局のところ新型コロナの今後をどう見るかによる―と言ってしまえば、それまでなのですが、

モルガンのレポートでは、いろいろな分析のチャートが出てきますので、興味のある人は一読をお勧めします。

レポートを見ていて気が付いたのは、ベルギーとルクセンブルグの違い。

隣同士の国ですが、人口10万人当たりの感染者は

ベルギー 391人

ルクセンブルグ 605人

(ちなみに日本は 11人)

データはいずれもジョンズ・ホプキンズ大学です。

ただ両者の違いは致死率。

ベルギー 15.3%

ルクセンブルグ 2.3%

(ちなみに日本は 2.7%)

人口10万人当たりの死者数で見ると

ベルギー 60人

ルクセンブルグ 14人

(ちなみに日本は 0.3人)

まず気が付くのは欧州に比べて日本の人口10万人当たり死者数の数字が2桁ほど良い点。

ただ同じヨーロッパで九州の大きさのベルギーと、これに隣接する神奈川県の大きさのルクセンブルグの数字がここまで違うとは・・。

ルクセンブルグは1人当たりGDPが世界1位ということも影響しているのでしょうか・・。

雑誌Forbesに寄稿したCecilia Rodriguezさん(Senior Contributor)によれば、

『Luxembourgers are stoic people who respect rules and aren’t strangers to sacrifices.

They still hold memories of the hard times the country suffered under German occupation during the war・・』

(ルクセンブルグの人は、ストイックで、ルールを尊重し、犠牲を恐れません。

戦争中にドイツの占領下で苦しんだ困難な時代の記憶をまだ持っているのです)

と書いていました(『こちら』)。

しかし、それはベルギーも同じはず。

なおベルギーの致死率が高いことについては国際的にも話題になっていて、

米国政府もこれを指摘。

これに対して、ベルギー政府は

「算定方法に違いがある」

と反論しています(『こちら』『こちら』)。

* * *

話は変わりますが、京大の宮沢先生と藤井先生の対話。

参考になります。

『人類は新型コロナウィルスを乗り越えられる』『こちら』

『我々は新型コロナウィルスから逃げられない』『こちら』)。

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ロシアンルーレット

毎日新聞の記事。

『新型コロナウイルス感染による肺炎で、友人が急死した。

明るく頑健な、元ラグビー選手。

まだ56歳だった。

彼の勤務先は、ある大企業。

福岡に家族を残し、社員寮(東京都世田谷区)での単身生活。

職場は出先の事務所だった。

職場で発熱し、保健所にPCR検査を申し込んだが、電話すらつながらず、受けられたのはようやく6日後。

その結果も出ないまま、単身赴任先の部屋で亡くなっているのを、同僚が見つけた。

孤独死だ』

(注;原文は『こちら』。上記は読みやすくするため一部文章を入れ替えています)

* * *

新型コロナウイルスについては一部の識者がロシアンルーレットのようだと述べていました。

気を付けていても運が悪ければ感染し死に至ってしまう・・。

明日また月曜日で出社を余儀なくされる人も多いと思います。

デヴィ スカルノさんは『国民は必死に生死をかけてコロナと戦っている』『こちら』)と述べていましたが、

ほんとうにそんな気持ちで仕方なく職場に向かう人も多いと思います。

* * *

SARSもMERSもコロナウイルスです。

ウイルス学者は、SARSやMARSの研究結果から今回の新型コロナウィルスへの対処法について推定することもあり、その推定は必ずしも当たっているとは限りません。

しかしこうしたウイルス学者の見解は出来るだけ聞いておきたいと思います。

4月23日21時に放映されたAbemaTV報道リアリティーショー。

宮沢孝幸京都大学准教授(ウイルス・再生医科学研究所 附属感染症モデル研究センター ウイルス共進化研究分野主宰)が出演していました。

『こちら』でご覧いただけます(あと4日間無料視聴可)。

9分21秒あたりから始まり58分まで続きます。

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2020年4月24日 (金)

ギリアド・サイエンシズ

昨日の米国株市場はまたしてもコロナ市場とでも言うべきものでした。

ギリアド・サイエンシズのレムデシビルの効果を疑問視する中国の治験報告書の草稿がWHOのミスで誤って公開されました。

このニュースに反応し、ギリアドのみならず米国の株式市場が全般的に下落。

その余波は本日の日本株市場にも波及しました。

中国の治験は、患者237人を対象としうち158人にレムデシビルを投与、投与者と非投与者との間で有意な差が認められなかったというもの。

ニュースに対して市場は大きく反応しましたが、後になって、中国とWHOという組み合わせで政治的な臭いも感じるといった反応も・・。

少なくとも米国の株式市場関係者の間ではコロナの治療薬として最も期待されていたのがレムデシビルです(日本のアビガンに関しては残念ながら米国マーケットはあまり反応しません)。

時として人類最後の砦とさえも言われ期待されてきたレムデシビルがもし効果ないとすると「絶望」といった言葉さえチラつきます。

そう言った意味で、中国・WHOのニュースは米国株式市場全般を大きく下げるほどのインパクトに繋がりました。

なおギリアドのChief Medical OfficerであるMerdad Parsey博士( MD、PhD)は下記の通り声明文を発表(クリックすると大きくなります)。

Gil

ウォール街の雰囲気も現在では、

「前回発表されたシカゴ大学でのデータのみならず、米国での治験データがこれから先、月末にかけて続々発表されるはず。

もう少し落ち着こう」

といったものに変わりつつあります。

希望の灯はまだ消えていません。

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2020年4月23日 (木)

Rt Covid-19

日経新聞などの記事になった『Rt Covid-19』。

全米50州の「実効再生産数」をほぼ毎日アップデートして示しています。

Rt

「実効再生産数」(effective reproduction number)とは1人の感染者が何人に感染させるかを示す数字。

似たような概念にR0 〔アール・ゼロ;もしくはアール・ノート(R nought )〕が あります。

R0 は「基本再生産数」(the basic reproduction number)。

R0 は static(静的)な数字で、感染症の種類によって決まります。

インフルエンザの R0 は 1~2の間。

麻疹は high teens(17~19といった数字)。

これに対して、Rt は人々の行動様式などの変化によって変わります。

つまり人々が Social Distance を徹底させれば Rt は減っていきます。 

そして Rt が1を割り込むと感染症は収束に向かっていきます。

逆に1以上だと感染者が増加していきます。

上図はその画像ですが、実物は『こちら』をクリックしてください。

これによれば現在、全米50州のうち19州で実効再生産数が1を割っています。

『Rt Covid-19』はケビン・シストロム(Kevin Systrom;data analysis 担当)とマイク・クリーガー(Mike Krieger;サイト構築担当)、

ならびに、Thomas Vladeck、Ryan O’Rourke、Robby Steinらによって作られました。

最初の2人、ケビン・シストロムとマイク・クリーガーは、インスタを創業してフェイスブックに売却した2人です。

プログラムはソフトウェア開発プラットフォーム『GitHub(ギットハブ)』で公開され、世界中の人がこれをimprove することに寄与できます。

日本では東京都が新型コロナのサイトを『GitHub(ギットハブ)』で公開し、これに台湾のデジタル担当大臣・唐鳳(オードリー・タン)氏が1点修正提案してきたことで話題を呼びました。 あの『GitHub(ギットハブ)』です。

『こちら』で『Rt Covid-19』のモデルを見ることが出来ます(下はあくまでも画像です)。

いずれ日本でも似たようなサイトが出来ることを期待したいところです。

Rt2

 

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2枚のチラシ

ご覧になった方も多いと思いますが、このブログで何度か紹介している宮沢先生が作成したチラシです。

1_20200423083901 

2_20200423084001

新型コロナウイルスについては人によって感じ方が違うようで、

マスクもせずにエレベーターの途中階で乗り込んできて大声で話したあったり咳込む人もいます。

多くの人が意識を高めないと退治できません。

 

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2020年4月21日 (火)

Zoomでのシンポジウム

原油価格(WTI)、ようやくプラス圏に戻ってきました(現在1セント)。

シカゴの先物市場でポジションを張っている米国人の友人が何人かいて、

そのうちの1人が先物と現物のアービトラージでミスし、

「卵がトラック何台分も自宅に届けられたことがある」

と話していたことを思い出しました。

経済学者のケインズも投資や投機を盛んに行っていて、

「市場が下落しているときにアルゼンチン産の小麦1ヶ月分の現物渡しを受けなければならなくなった」

といった記録が残っています。

* * *

さて本日はFCAJのシンポジウムでスピーチをしました。

FCAJとは「一般社団法人Future Center Alliance Japan」のことで、イノベーションの実践に取り組む企業、自治体、官公庁、大学、NPO等が相互連携するアライアンス組織です(詳しくは『こちら』)。

時節柄、Zoomを使ってのシンポジウム。

約130名が参加。

Zoomセミナー、私には初めての経験なので面白かったのですが、

見えないオーディエンスに向かって話すので聴衆のリアクションが読めません(私が慣れていないだけなのかもしれませんが)。

いずれにせよZoomによるセミナー、シンポジウム、講演会等が今後ますます増えるような気がします。

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2020年4月20日 (月)

1999年3月以来

こんなに安くなったのは1999年3月以来。

原油価格(WTI crude futures for May 20 delivery)が1日で36%下落し11.67ドルに(『こちら』)。

と、書いているうちに・・・

更に下がって、

40%下落し、10.97ドルに。

先週、20ドル切ったと騒いでいたのですが・・。

Wti

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ABEMA Prime観ました

先ほどのブログ記事でご紹介したABEMAPrime を私も観ました。

いちおう画面をスクショしたのですが(下記)、これだけだと間違って判断される可能性もあります。

1_20200420215201

必ずABEMAPrime で確認されるか、先ほどご紹介した「辛坊治郎SundayKiss」を併せてご覧になることをお勧めします。

敵(ウイルス)のことを知ることが敵を倒す第一歩。

幸いウイルス学者がいて、分かりやすく発信してくれています。

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京都大学宮沢孝幸准教授が電話で出演「辛坊治郎SundayKiss」

京都大学 ウイルス・再生医科学研究所 附属感染症モデル研究センター ウイルス共進化研究分野主宰の宮沢孝幸先生は

1)ウイルスについてよく知っている

2)知らないことについては、はっきりと知らないと言う

方です。

たとえば、コロナウイルスは胃の中の胃酸に弱い

という医者もいますが、

宮沢先生は

『コロナウイルスは一般的に胃酸に耐えて腸管まで到達するものが多いです。

今回のコロナはわからないのですが』

とツイート(『こちら』)。

* * *

さて宮沢先生は昨日「辛坊治郎SundayKiss」に電話出演。

その時のやり取りが、YouTubeでご覧いただけます(『こちら』)。

42分間くらい続くのですが私が関心を持ったポイントのみ記すと、

* * *

開始後11分後くらいで、

『各国(とくに欧州と韓国・日本で)で致死率が違うのは、ウイルスの種類が違ってきているからか?』

(注:Johns Hopkins大学データによると致死率は、イタリア13%、スペイン10%、米国5%、韓国2.2%、日本2.2%)

* * *

開始後19分くらいで(リスナーからの質問)、

『ものの表面についたウイルスは何時間、何日で消えるのか。たとえばスーパーのカゴ』

* * *

といった諸点に関する宮沢先生の回答。

忙しくて時間無いという方も、YouTubeの下バーを動かして、気になる個所をご覧になってみることが出来ます。

それにしても、新型コロナウイルス、いったん身体に入り込むと結構長く居つくらしい・・。

『ダイヤモンド・プリンセスで陽性になって未だに退院できない人がいる

・・・ウイルスの保持期間が2か月くらいということもあり得る』

といった先生の説明に驚きました。

(マスマス罹りたくない・・)

なお宮沢先生は本日21時10分頃からABEMA Primeに出演されるようです。

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2020年4月19日 (日)

台湾、ニュージーランド、フィンランドの共通点

危機に対して、どう立ち向かうか。

各国の力が問われます。

幾つかの記事を読みました。

【1】『ニュージーランドのコロナ対策が「世界中から絶賛されている」ワケ』

(現代ビジネス;記事は『こちら』)。

【以下、一部抜粋】

 『4月7日の会見で、首相は「まだ予断を許さないが」と前置きした上で、

「折り返し地点を曲がりつつある」とコメント。

検査を受ける人数は増えているが、

感染が確認される人の人数は減っていっているというのだ。

これを聞き、人々は息をのんだ。

国が少しずつ良い方向に進んでいくのを、

自分が下支えした

という誇らしい気持ちが各人に生まれた。

アーダーン首相は国民にお礼を述べ、皆の功績を讃えた。

根絶までの長い道のりを、政府と国民の二人三脚でこれからも進んでいく』

・・・・(羨ましいです!)

(次の記事)

【2】『新型コロナ危機、なぜフィンランドでは感染者が少ないのか?』

(現代ビジネス;記事は『こちら』)。

【3】『台湾のコロナ対策が爆速である根本理由「閣僚に素人がいない」』

(プレジデント・オンライン;記事は『こちら』)。

【以下、一部抜粋】

『台湾国内におけるマスクの増産体制を作り上げるため、

全国の工作機械組合、精密機械センター、マスク生産業者、紡績所、その他研究団体など

30以上の企業と国家組織をまとめて、

構築に3カ月から半年かかるといわれた60本のマスク製造ラインを、

わずか1カ月で完成させた。

現在、台湾は1日1300万枚の生産量を持つ、世界第2位のマスク生産大国になっている』。

* * *

たまたまなのでしょうか。

これらの国のリーダーたちはいずれも女性でした。

Pt2

 

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23区ごとの感染者数

症状はあってもPCR検査を受けられない人もいるので、

必ずしも正確なデータではありません。

ただ東京都が発表した区市町村別患者数(『こちら』)を各市町村の人口(『こちら』)で割ってみると

以下のようなグラフになります。

Photo_20200418212101

皆さん方の住んでいる区市町村も同様な形で算出できます。

意味のないグラフと思われるかもしれませんが、

やはり人と人が密集する機会が多そうなところが多いような気がします

(ちなみに例えば国立市はグラフと同じ基準で人口10万人あたりになおすと5.3人、武蔵村山市1.4人)。

なお感染者数は4月17日時点の累計値。

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2020年4月18日 (土)

コロナ相場

17日(金曜日)の米国株式市場は完全なコロナ市場。

中国のGDPが大幅に下落(▲6.8%)しても、米国の失業者がどんどん増加(現在22百万人)しても、

これらの悪材料には市場はさほど反応せず。

市場が反応したのは、シカゴ大学からのレポート。

結果、ダウ平均株価は2.99%(704ドル)増加。

* * *

シカゴ大学医学部病院は125人にレムデシビルを投与。

125人のうち113人が severe な状況だった(岩崎注:これを重篤と訳してよいのか分かりません)。

このうち殆どの患者がすでに退院。

2人が死亡。

 Kathleen Mullane氏( the University of Chicago infectious disease specialist)はこう語ります。

『投与開始後1日で人工呼吸器が不要になった患者もいた。

殆どの患者は投与開始後6日で退院できた。

10日も投与が必要だったのは3人ほど』

しかしながら、シカゴ大学医学部(the University of Chicago Medicine)は次のように公式に発表。

『このことから何らかの結論を見出すのは時期尚早であるし、科学的に言って健全ではない』

そうは言っても、上記のニュースは米国の株式市場を大きく動かしました。

中国GDP下落や米国失業者増以上に。

なお上記の報道は『STAT』が報じた『こちら』の記事。

株式市場が反応したのも同じこの記事です。

『STAT』はピュリッツァー賞を26回も受賞したボストングローブ紙などを傘下にもつ『Boston Globe Media』が運営する医療、医薬等の専門サイト。

こういった時期ですからウォール街の人たちも毎日このサイトの記事を見ています。

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NHKスペシャル『新型コロナ』

先週土曜日に放映された「NHKスペシャル『新型コロナ』」(『こちら』)。

私は見逃したので、NHKプラスIDを取得して見ました。NHKの受信料を払っていれば無料(『こちら』から登録できます)。

今晩はシリーズ第2回の放映がある予定(『こちら』)。

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新型コロナウイルス感染ドキュメント(入院病床からのレポート)

感染者Aさん(40代前半の男性;東京都港区在住)による迫真のレポート。

特に許しを得て掲載させて頂いています。

* * *

多分、知りたい人がたくさんいると思うので、公開(情報発信)します。
  
まず、私、コロナ&肺炎で昨日から入院しています。

あなたの周りで初コロナ!だと思います。

ということで、実際どうなるのかなど、リアルな声を届けようかと思い、筆をとりました。

まず、コロナウイルスは治るとか、致死率は少ないとか、正確な情報だけを見ると、たいして危なくないように思われますが、これうつしたら、間違いなく恨まれるであろうほど、辛いです。

インフルエンザの方が30倍くらいマシです。

心当たりのある方も、早めに検査を受けられるよう、その手順や、どうなるかってのを共有しておけたらと思います。

3/23(月) 最初に発熱が確認できました。

午前9時半からMTGのため六本木オフィスに移動、その後、蔦屋書店に移動したのが10時半過ぎ。

15分ほどで、風邪のひき始めのような感覚になり、その後の食事の予定をキャンセル。

この日から在宅ワークに切り替えました。

たくさん食べて、部屋を暑くして、厚着して、汗かいて。

だけど、このルーティンにならず、身体が熱くなりきらないのです。

熱も、朝は低く、11時を過ぎるとだんだん上がってきて、夜になるにつれ、39.5℃くらいに上がる日々。
 
絶対にインフルエンザだと思うところですが、木曜日になっても同じルーティン。

そしてまあまあキツイ頭痛。

咳などはありませんでした。

あれ、これ検査したほうが良いかも?

その時思いました。

だって、周りに年配の方もいるし、うつしたら、人殺しだもん。

なので、ちゃんと検査しようと。

ただ、最初に港区のとある病院に電話したところ、

「来ていただくのは良いのですが、うちではコロナの検査はできませんよ。 

なので、保健所に電話してみてください」

と、言われ、電話してみると、病院だけ案内され、保健所は全くやる気のない様子。

言われた通り、保健所に電話してから病院に行ったけど、やはりコロナとして扱ってもらえていなかったのだと、後で気づきました。
  
薦められた病院に行き、待つこと2時間。  

「まだ時間かかりますがどうします?」 

帰ります。。。

待合室でくっちゃべってる人たちに殺意を覚えつつ、帰る用意を始めました。

引き留められることもなかったので、コロナとしては扱ってもらえてなかったようです。

で、そのまま、山椒がめちゃめちゃ聞いた麻婆豆腐を食べたところ、まったく辛さを感じず。

なんかおかしいなと。

(鼻はつまってませんでした。)

いつも風邪をひくと、鼻水や鼻づまりで寝づらいのですが、それがないのにも違和感を感じてました。

あ、これ完全におかしい。。と

次の日、保健所に電話し、症状を全て言い、

この1週間の間に接触した人もいるし、できれば今夜から、外出もしたいから、どうしても検査してほしいと、真剣に伝えました。

すると、検査ができる場所をすぐに探すので、連絡先を教えてくれと。

その後、電話が来たのは20分後くらい。 

「今から2時間後に某病院に行けますか?」

はい。

「注意点があります。 

検査にはCTも含まれるので、高額になります。4万円ちょっとはかかると思いますが、それでもいいですか?」

はい。

「陽性だった場合、そのまま2週間程度の入院になりますが、それでもよろしいですか?」

あたりまえやん。

しかし、まあまあお金かかるね..。。

なかなかそれでも受けようとする人って絞られてくるんじゃないかな...。

と、思いながら、病院にタクシーで行くと、

「タクシーには乗らないで頂きたいんです。」笑

そんな無茶な!  

だが、一理ある。。 

答えは出ないまま第一次検査へ。 

早速隔離です。

なんか、冥界王になった気分で、透明のヴェールに護られたシートの中へ。

護られてるのは外の人なんですが。笑  

とにかく、1件目とは様子が大分違うままに検査開始。

その後、CTまで時間があるとのことで、一時帰宅。

頑張って歩きました。

間接的にとは言え、やはり人殺しになるのはまずい。。

さて、この時に、「陽性ならそのまま帰れないので、多少の荷物を持ってきてくださいね〜」

ということで、最低限の着替えを持って病院へ、、

しかし、隔離患者は、必要なものが多すぎて、それはまた語ります。

待合室で待つこと15分ほど。 

来ました。

「〇〇さん 陽性です。病室へ案内します」

やっぱりか。

なんかいろいろ困るなーっていうより、はっきりわかってよかった感。

で、入院費は無料ですと言われ、ぬか喜び。

「あとで保健所の方から電話が来ますので、それに対応してください」

ここで落とし穴、助成金で賄われるそうですが、

(納税)所得が高い方は、全額免除の対象外になる確率が高いです。 

おかしくないか?

税金から払ってるんだろうに。。。

この矛盾は何だろう。。

とはいえ、数百万円もするわけではないので、まあ、それは良いとしよう。

(地域によって違うみたいだけれども、基本的には指定感染症なので、公的負担のはずです。

病院で、入院費は自費と言われても、すぐに引き下がらず、問いただしてみてください。

もしくは、自費なら自宅待機します。と)

自費と言われたというのは、東海地方のコロナ仲間からの情報です。

この1週間ほど、何処で誰と会って、何処でもらったか。 

根掘り葉掘り聞かれました。

「港区にお住まいってことは、六本木のクラブなどに行かれてるんですね?」 

行ってません。

「どんなクラブに行ってましたか?お店には電話などしませんので」

だから行ってないっつーの。。

(どうやら、今日、流れていた都知事記者会見ニュースを事実にしたいようだ)

まあ、話は逸れましたが、土曜日に横浜で打ち合わせ、その時、一緒に食事をした5名の内、1名は今日陽性確定。

他の2名は検査中です。

一緒に枝豆を素手で食べてたのと、

カレーを回し食いしたので、まあ、それだろうなと。。

他には感染してないみたいですが、これを読んでるみんな、

怪しいと思ったら、まず検査を受けてください。

治るからいいや  じゃなくて、

思い当たることがあれば一度検査を受けてください。

今のところ、人によって症状に違いがあり過ぎるものの、

私の場合はインフルエンザよりきついです。

日曜から発熱で、今日も先ほどまで39℃。  

咳も出てきて、頭痛も結構します。

安静にするしかやることはないんだけど、

隔離されるってのは、やはりちょっと安心感があります。

加害者にならなくて済むしね。

熱が続くと、なんだかわけのわからないテンションになるし、

ちょっと気が滅入ってきます。

病院にウーバーイーツ頼んだり、

Amazonで買い物したり、

部屋の中の模様替えしたり、

まあまあ自由にやっていますが、

午後になり熱が上がってくると、もうなんにもする気がおきません。。
  
死ぬことはないって言うデータも大事ですが、

二度となりたくないって思うほどキツイです。
  
さあ、レッツコロナー!  

とか冗談言ってますが、

メンタル弱い人は、結構、こたえるはずです(笑)

なので、この1週間で僕と接触して発症した方には、

検査費は負担する旨を伝えてあります。

(1か月後とかだったら知らんけど)

僕もえっちらほっちら治療に専念するので、

どうか、これを読んでくださった皆様も、

物言わぬ加害者にならないですむよう、切に願います。  

しかし、早く収まると良いですね。

世界の経済もいろいろ見直すときと思います。  

日本の医療も。

体制も。

これじゃ表向きの感染者数は増えないわけだよ。。

あと、この緊急事態に、土日休みの保健所…

勘弁してほしい。

政府の言ってることと現実の乖離が甚だしい!  
 

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2020年4月17日 (金)

「おもてなし」の国のサービス

新型コロナウイルスの感染が拡大していく中、サービス業の現場から時として悲鳴が聞こえてきます。

顧客からマスクが無いのを詰問され、

「コロナよりも怖いのは人間だった」

1ヶ月前、メディアでドラックストア店員の声が紹介されました(『こちら』)。

一昨日は保育士の方が、

『本当に精神が限界です。

毎日毎日、子どもたちが嫌いになります。

熱出して病院も行かずにくる、咳が毎日出てるのに』

とツイート(『こちら』)。

子どもが好きで保育士になったのに、

『ギリギリまで子ども達をみたい。

だけど熱が出て帰っても病院行かずに

(翌日)休まず平気で連れてきたり、

熱が出たって電話したら

すぐ迎えに行きますって言わなかったり、

迷惑そうな顔されたり

そんな親ばかりでこちらもしんどいです。

もう子ども達の顔も見たくない。

毎日怖くて笑えません』『こちら』;なおカッコ内は岩崎が加筆)。

『これで私が先に発症したら私のせいになるのだろうと。

ついに家族の前で涙が出てしまいました』

* * *

『日本人はポライト(polite、礼儀正しく親切)と言われて、日本に赴任してきた。

しかしどうやら少し違うようだ。

arrogant(ごう慢、尊大)な人が多い』

外資系投資銀行でアジア・太平洋地域のヘッドを務めていた人がかつてこうした感想を私に述べたことがあります。

そもそも日本人はサービス業に対して、

『サービスしてくれて当然』

と上から目線的に考える人が多いような気がします。

日本人の元国際線客室乗務員によると、

『(日本人の乗客は)サービス業の人間を下に見る風潮がある・・

外国のお客様との違いに驚きました』『こちら』)。

* * *

外資系ブランドショップ幹部から聞いた話。

『店舗の設計施工を頼むと見積書が来て、

「店舗デザインはサービスです」

と書いてある。

どういう意味ですか』

そう、サービスはときに「無料」を意味する日本語にもなり得ます。

「サービスは有料、対価を払うべきもの」と考える欧米人(だからチップという制度がある)にとっては、

サービスを提供する人とこれを受ける顧客との関係はあくまでも対等。

一方、「サービス=無料」

と訳して使っている日本人にとっては、対等の関係が成立していないのかもしれません。

* * *

『サービス業についている人だって同じ人間です。

奴隷ではありません。

お客様とサービス業者は対等です』

新型コロナ感染拡大で日本中がピリピリしている中。

サービス業、とくに接客業に従事する人たちの声に耳を傾けたいと思います。

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2020年4月16日 (木)

どこまで気をつければいいか

専門家の間でも意見が違います。

先日ご紹介した医者の眞鍋葉子先生の文章(『こちら』)では、

「アマゾンの拠点で感染者が出てからは、念の為、アマゾンの荷物は受け取ったあと72時間玄関に放置して、そのあと開封しています。

(ウイルスが72時間で病原性を失うというデータに基づき)」

とあります。

これを推し進めて考えると、

「郵便物は大丈夫だろうか」

「毎朝自宅に届けられる新聞は?」

という疑問がわいてきます。

若い新聞配達員が自分では気がつかずに感染しているということもあり得る話。

そして、こういったことは新聞で報道されるはずがない・・

つまり新聞は

「配達される新聞はしばらく放置してから見てください」

といった自己否定につながることを報道するはずがない・・。

しかし・・

そもそもいったいどこまで神経質になればいいのでしょう。

そんなことを考えていたら・・

京都大学 ウイルス・再生医科学研究所 附属感染症モデル研究センター ウイルス共進化研究分野主宰の宮沢孝幸先生が次のようにツイート(『こちら』)。

『ウイルスの不活化時間もみんな勘違いしている。

例えば2日生きているというレポート。

良く読んで!

100万個が0になる時間なんだけど、ウイルス一定の比率(スピード)で不活化するんだよ。

2日目までぴんぴんで、2日後で急に全部死ぬというわけじゃない。

1/100になるまでの時間は数時間くらい』

宮沢先生は感染の実験をしているウイルス学者。

「感染に必要なウイルス量を考えて欲しい」

ということで、22分間の スピーチを YouTube にをアップされています(『こちら』)。

Miyazawa

このYouTube を見た人たちと宮沢先生とのツイッター上でのやり取りも参考になるので、

以下に一部を再掲します(詳しくは『こちら』をご覧ください)。

(質問)

先生のお話を聞くと、エコバッグが感染拡大につながるとして禁止したアメリカの措置はナンセンスな気がします。

宅配物等も届いてから数日、玄関に置いておく人もいますが、ウイルスが何日生きるかということと、感染リスクがあるかということが混同されてる気がします。

いかがでしょうか。

(宮沢先生)

ナンセンスもナンセンス。

アメリカのウイルス研究者もなぜ立ち上がらないのか不思議。

(質問)

買ってきたものは、おしぼりで拭くだけでいいということでしょうか。

(ほおずりするのでなければ)あるいは拭かなくてもいいのでしょうか。

どこかをちゃんと除菌したいとき、アルコールの濃度は低め(50%とか)でも効果はありますか?

(宮沢先生)

拭かなくても室温に放置で大丈夫だと思います。

50%アルコールだと効果は落ちるといわれていますが、どの程度がわかりません。

拭き取るのが良いと思うのですが。

いずれにせよ、その汚染物を触ったところで感染するわけではないので、手を顔に当てず、こまめに手を洗えば大丈夫だと思います。

(質問)

些末な質問で失礼します。

インフラ系のコールセンター勤務です。

時差通勤しており、出勤時は電車内の人数がかなり少なくなりましたが、帰りはまだまだ混んでいます。

電車内で咳やくしゃみを連発している人がいたら、車両を替わった方が良いですか?

(宮沢先生)

替わった方が良いのですが、その人がマスクしていれば、近くにいなければそれほど心配する程でもないと思います。

マスクしてなかったら、逃げろ=です。

宮沢先生は、このほかにも次のようにツイート(『こちら』)。

「YouTubeで伝えたいことがたくさんあります。

なぜ手洗いは水洗いやお手ふきだけでもOKと考えるのか、

なぜ映画館は大丈夫と考えるのか、宅急便も大丈夫と考えるか、などなど。

ウイルス研究者の中でも、動物の感染実験を行っている人でないと、わからないのかも知れません。

ウイルス研究者も様々なのです」

上記でご紹介した宮沢先生のYouTubeは

『ウイルス防衛法1(感染に必要なウイルス量を考えて防御)』

と題されていました。

先生の今後の YouTube に期待したいところです(つまり早く 2 や 3 を見たい・・!)

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2020年4月15日 (水)

医療の前線

私はまったくのシロウトなので、この種の記事を書く立場にはないのですが、主として海外で報道されている情報を紹介します。

期待と希望を込めて。

早く治療薬なり予防薬が開発されてくれることを祈ります。

(1)アビガン

これについては日本で盛んに報道されているので、ここでは書きません。

(2)レムデシビル(remdesivir)

もともとはエボラ用として開発されたとのこと。

先日のブログで紹介したように米国アトランタ Emory University(エモリー大学)ではすでに50人の患者に対して治験を実施。

全世界で400人の患者への治験が行われていて、数週間のうちにはもっと詳しいことが分かるようになるようです(詳しくは『こちら』の動画)。

なお The New England Journal of Medicineによると重症患者53人(うち3分の2が人工呼吸器を使用)にremdesivirを投与した結果、47%の患者が回復し病院を退院(『こちら』)。

レムデシビルを開発したギリアド・サイエンシズ社は「150万 doses を全米の病院などに寄付する」と発表(『こちら』)。

全米の注目を集めました。

(3)ヒドロキシクロロキン(Hydroxychlorquine)

抗マラリア薬 

トランプ米大統領によれば、コロナ治療の状況を一変させる「ゲームチェンジャー」になり得るとのこと(『こちら』)。

しかしフランス国家医薬品安全庁は4月10日、抗マラリア薬ヒドロキシクロロキンを投与された新型コロナウイルス感染症患者に心臓への副作用が見られた事例が43例あると報告『こちら』)。

日本感染症学会の症例報告(『こちら』)。

海外からはこんなニュースも(『こちら』)。

(4)ナファモスタット(Nafamostat mesylate、商品名フサン)

膵炎の薬。

東京大学医科学研究所が発表(『こちら』)。

(5)シクレソニド(オルベスコ)

気管支ぜんそくの薬。

日本感染症学会が症例報告。

投与観察研究参加の呼びかけ(『こちら』)。

(6)なおネットで出回っている情報にBCG説があります。

これに関する、京都大学 ウイルス・再生医科学研究所 附属感染症モデル研究センター ウイルス共進化研究分野主宰の宮沢孝幸先生のツイートは『こちら』

同じく、これに関する、東北大学大学院医学系研究科教授(東北大学副学長)の大隅典子先生のブログは『こちら』

なお日本ワクチン学会の見解は下記(全文は『こちら』)。

1.「新型コロナウイルスによる感染症に対して BCG ワクチンが有効ではないか」という仮説は、いまだその真偽が科学的に確認されたものではなく、現時点では否定も肯定も、もちろん推奨もされない。

2. BCG ワクチン接種の効能・効果は「結核予防」であり、新型コロナウイルス感染症の発症および重症化の予防を目的とはしていない。また、主たる対象は乳幼児であり、高齢者への接種に関わる知見は十分とは言えない。

3.本来の適応と対象に合致しない接種が増大する結果、定期接種としての乳児へのBCG ワクチンの安定供給が影響を受ける事態は避けなければならない。

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2020年4月14日 (火)

アメリカ人の消費行動はこう変わった

4月11日付けのニューヨークタイムズ紙記事。

まずは全体像(図1)。(注)以下すべての図はクリックすると大きくなります。

今年1月1日から4月1日への変化(時系列)。

1_20200414155901

家で食べるようになったので食料品は増加。

それ以外は全部ダウン(とくに旅行、小売、運輸、エンタメ)。

なお上記のグラフならびに下記のグラフはすべてクレジットカード、デビットカードの使われ方からみた全米消費者消費動向(つまり現金は除いている)を示したものです。

次の図です(図2)。

2_20200414161001

食料品の中でもオンラインの増加が著しいことが分かります。

そういえばアマゾンの株価、昨日は一時2,180ドルを付けました。

史上最高値2,185ドルの99.8%のところまで来ています。

これに対して・・

航空業界、旅行代理店など悲劇としか言いようがない・・(図3)。

3_20200414161501

飲食もデリバリーを除けばダメ(図4)。

4_20200414161701

エンタテイメント、趣味、教育の分野では、家でやるゲーム、画像(映画)配信などが強い。

ほかは総崩れに近い(図5)。

5_20200414161901

小売、一般消費財なども一部は壊滅的影響を受けています(図6)。

6

図7を見ると、タクシーなどは▲100%に近い

(注)ニューヨークなどでは日本と違ってタクシーのドアを自分で開ける。

その時のドアノブが感染源になるとささやかれている。

その点、日本のタクシーは自動でドアが開閉するのでだいぶ違うはず。

7

図1~7を見ての感想ですが、米国での変化の方が日本に比べて厳しいかもしれません。

たとえば図7(一番最後の図)に

自動車販売が約▲30%と出てきますが、

日本での国内自動車(新車)販売台数は 

1月 ▲11.1%(前年同月比)
2月 ▲10.7%(前年同月比)
3月 ▲10.2%(前年同月比)

です。

なお上記のNYタイムズの記事は『こちら』です。

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2020年4月13日 (月)

40日間の我慢

空港で入国する際に見かける Quarantine (検疫)。

40を意味する言葉から来ています。

40は、イタリア語で Quaranta、フランス語で Quarante、スペイン語では Cuarenta。

ペスト感染を恐れた中世の人たちが当初は30日間、後に40日間、外部者を隔離してから市内に入ることを許したことから発生した言葉と言われています(『こちら』)。

* * *

ところで、医者の眞鍋葉子先生がSNSに『コロナ感染から身を守る方法』と題する文章を投稿。

たいへん分かりやすいので、以下にシェアさせて頂きます。

真鍋先生いわく

『この記事の9割が、全ての医者が医学生として最初の頃に習う内容です。

特殊な知識ではありません。

感染症の専門家でなくても誰でも知っています。

知っているから、毎日ノロやインフルエンザの患者さんを診療していても、医者は感染しないのです』

実践は少々大変そうですが、これはウィルスとの戦い。

取りあえず40日間、辛くとも我慢するつもりで、私も頑張ってみます!

以下、真鍋先生の文章です。

* * *

コロナ感染から身を守る方法

【早川 眞鍋 葉子 2020年4月7日 火曜日·読了まで1分】

私はクリニックで高血圧や高齢などコロナハイリスクの患者さんを診ています。

コロナ感染から身を守る方法をどうやって説明したらわかりやすいか試行錯誤した結果を皆さんにシェアします。

【この記事を読むと良さそうな人】

・コロナが流行っててもうちはテレワークにならない。外出自粛したくても出勤しなきゃいけない状況なのに、どうやって身を守るの?

・実際のところどうやったら身を守ったことになるんだろう。医者一家のコロナ流行中の日課を知りたい。

【知識で身を守ろう!知識ほど低コストな予防法はない】

【0.目次】

1.事実をどういうイメージで理解すればいいか?

2.じゃあ実際どうすれば自分を守れるのか?

【1.事実をどういうイメージで理解すればいいか?】

・ウイルスは油とタンパク質と核酸の塊で、生き物ではありません。

大腸菌は餌と混ぜて容器に入れておいたら培養できますが、ウイルスは培養できません。

生き物ではないのです。

体内に入ったときだけ、体の中にある細胞と反応を起こして増えていきます。

・ウイルスは油とタンパク質(と核酸)の塊なので、身近なものでは牛乳にイメージが近いです。

乳をスプレーボトルに入れてスプレーしたところをイメージしてください。

ピシャッと飛んで、目の前の机に付いたとしましょう。

白い細かい液滴がついて、やがて乾いて、机にはカピカピの白い点々が残ります。

そこを触ると、手に微細な牛乳のカスがつきます。

この手で鼻や口を触ると呼吸のたびに吸い込だり食べて喉に付いたりして肺に入ります(飛沫が物に付着して感染するパターン)。

・さらに、牛乳をスプレーボトルではなくミスト製造機に入れてみましょう(夏場の屋外施設で冷却目的に最近見かけるあれですね)。

牛乳のミストは、黄砂とか花粉のようにもうもうと遠くまで飛んでいったりしません。

(ちなみに麻疹ウイルスはコロナよりも遠くまで飛ぶ図をイメージしてください)。

コロナやインフルエンザのウイルスはまさにミストのイメージです。

感染者の鼻や口からしゅっとミストが飛び出し、数秒〜1分単位で消えるイメージ。

遠くまではいけません。

1−2mです。

これが麻疹ウイルスの空気感染とインフルや新型コロナの飛沫感染の違いです。

ただし、換気の悪い密室ではミストは簡単に消えず、30分漂い続けられることがわかっています。

(※密室で30分漂うことからもわかるように、屋外の1−2mも目安で、実際は湿度や気流など諸条件の影響を受けもっと長い場合もあり得ます。)

・ウイルスは、立体構造が維持されていなければ、病原性がありません。

よって立体構造が維持されない状況では全て病原性を失います。

つまりただのモノになってしまうのです。

例:加熱でウイルスを破壊する・・・牛乳を温めすぎると分離しますね。

あのイメージです。

加熱によって立体構造が壊れ、病原性が失われます。

例:石鹸でウイルスを破壊/除去する・・・石鹸が界面活性効果でウイルスの油を壊します。

よって病原性が失われます。

さらに、洗い流すことによってウイルスを物理的に遠ざけてしまいます。

例:72時間放置してウイルスの自然崩壊を待つ・・・スプレーボトルから噴射されて机についた牛乳の液滴は、時間が立つと色やにおいが変化しますね。

そのイメージです。

新型コロナウイルスは、現在発表されているデータでは、常温で72時間後までに立体構造が崩れて病原性を失います。

例:アルコールでウイルスを破壊する…ウイルスの油が溶けて病原性が失われます。

例:過酸化水素…油やタンパク質を壊します。

よって病原性が失われます。

【2.じゃあ実際どうすれば自分を守れるのか?】

大事なのは自分の手という危険物から自分の鼻と口(どちらも肺への入り口)を守ることです。

外に行ったら、「全ては『72時間で消えるペンキ』でペンキ塗りたて」だと思ってください。

<街中で>

電車の座席に座ったら、「あぁ今背中とお尻にごっそり塗りたてペンキが付いたな」と思ってください。

エレベーターのボタンを押したら、「あぁ今指先にペンキが付いたな」と思ってください。

目標は、口や鼻にペンキをつけないことです。

人間誰でも、うっかり手で鼻をこすったりします。

なので、マスクを持っていれば、マスクをしてください。

手でうっかり鼻を触らないという目的において、マスクは有効なのでマスクをしてください。

マスクがなければ、ペンキ付きの手で自分の鼻や口をうっかり触らないように気を張りましょう。

髪の毛も人間誰でも無意識に触ります。

ペンキのついた手で髪を触りますから、髪にもペンキがついています。

誰かが2m以内の距離でくしゃみをしたばかりの空間を通った場合は、空中の液滴がお腹や肩にもついているでしょう。

街に感染者がいる限り、その人からプシュッとスプレーされたペンキが落ちたところにはペンキが付いています。

またその人が鼻をさわった手で手すりを触れば、手すり等にもペンキが付いています。

その人が触ってから72時間後まで乾かないのです。

全身ペンキまみれでもパニックになる必要はありません。

鼻や口に入る前に洗えばいいのです。

大事なのは、全身のペンキを鼻や口に入れないことです。

<帰宅時>

さて、家に帰ってきました。

家の中では、マスクも外して、ペンキのことなど考えずリラックスしたいものです。

家の中をリラックスできる安全な空間にするために、それまでは「全身ペンキまみれでも鼻や口に入らなければ焦らなくてよい」と歩いていた屋外から一点、玄関ではボルテージを一気に上げて一挙手一投足を慎重に神経質にやりましょう。

外から帰ったら、鞄は部屋には持ち込まず玄関に置きます。

上着も玄関に置きます。

服も玄関で下着以外脱いでしまい、そのまま洗面所に直行して洗濯機につっこんでください。

そのままお風呂に直行してシャワーを浴びて、髪の毛のペンキも落としていまいましょう。

これで「家の中にはペンキ持ち込んでいない!」とリラックスできます。

<外出先での飲食>

ここまでお読みになってイメージの湧いている方は、「外出先で」「手を口元に」持ってこないとできない行為を思い浮かべるだけで身の毛もよだつはずです。

その行為とはなんでしょうか。

「食べる・飲む」です。

職場でお弁当を開けるとき、マスクを外します。

ですから手を洗いましょう。

周囲2メートルに人がいないか、部屋の換気は十分か確認しましょう。

マスクを外している人からはペンキのミストが出ていますので、同時に至近距離で食べるのは避けましょう。

「この人は咳してないから大丈夫」と思ってはいけません。

無症候性感染者から出たスプレーでも感染します。

外出先で飲食しなくて済むのが一番です。

でもやむを得ないときはチェックしましょう。

まず、その食べ物にペンキが付いている可能性がないか考察しましょう。

その食べ物を作った人はマスクをしていましたか(弁当・惣菜類は腐らないように平時からマスク・手袋・三角巾で作っていることが大半だと思うので安心できます。

調理者がマスクをしていないものは避けるか、やむを得ないときは食べる前にレンジで十分加熱しましょう)。

周囲2メートルに人はいませんか。

部屋の換気は十分でしょうか。

そうでなければその食べ物にはペンキが付いています。

そして、自分の手にペンキが付いていないか確認しましょう。

食べる前に手を洗いましたか。

せっかく手を洗っても、マスクを外すときにマスクの外側を触るとまたペンキが付きます。

外すときは耳の後ろのゴムを持って外しましょう。

(可能ならマスクを外したあとさらいもう一度手を洗うと厳密ではあります)。

街を歩くと8割位の人がマスクをしていますが、食べるときは人間必ずマスクを外します。

他の人の、マスクしていない口から飛び出したペンキが自分の食べ物に飛んできます。

※正確に言うと、72時間以内に誰かが触った可能性がない場所は、ペンキもついていないです。

※ここでいうペンキは何の比喩かというと、「人々から放たれた飛沫・エアロゾル」です。

そこにはコロナウイルスの含まれた飛沫も、含まれていない飛沫もあるでしょう。

これほど流行が活発化している今、無症候性で検査していない例も考慮すると、飛沫にはまずコロナウイルスが含まれていると想定すべきです。

※まず最低限鼻と口を触らないようにしてほしいので、鼻と口ばかり書いていますが、今回のコロナについては眼からの感染も報告されています。

万全を期すなら眼鏡もしましょう。

特殊なゴーグルでなくても通常の眼鏡でも、うっかり手で目を触らないという目的に対しては効果があります。

(ペンキのミストに対しては効果がありません。ペンキがミストになって噴射されている場所=密室には行かないようにしましょう)。

※Facebook友達はもうすでに密室を避けていると信じてわざわざ書いていませんが、換気の悪い密室ではスプレーボトルではなく持続性ミスト製造機をイメージしなければいけません。

咳やくしゃみのスプレーをしていない無症候性感染者であってもただ息をするだけでペンキのミストを撒き散らし、空間はペンキのミストに満ちています。しかもそれは数秒で消えてくれたりしません。

屋外のように、「マスクが手に入らなければ手で鼻や口を触らないようにすればいいよ」とは言って差し上げられません。

密室は危険すぎて言葉もありません。

<Q&A>

Q 医療従事者の感染が相次いでいます。

医療従事者でも身を守れないなんて、自分は無理なんじゃないかと怖いです(ゴーグルとマスク完備で受診したハイリスク患者さんより)

A 医療従事者は市民とウイルスの浴び方が違うからという可能性が考えられます。

市民が遭遇するのは、感染者が呼吸・咳・くしゃみ等で体の外に出したウイルスです。

医療従事者は、もっと感染力の強い出方で人体の外に出たウイルスに遭遇します。

例えば、医者は、人工呼吸器を使う前に、患者さんの口を開けて覗き込みながら、、挿管チューブというものを肺の入り口まで差し込みます。

このときも咳くしゃみ等では考えられない量のウイルスが外に出てくると言われています。

そのため、特殊な潜水服のようなものを顔につけて挿管チューブを入れる方法が開発されているくらい、ただのマスクでは防御できないような量のウイルスを浴びます。

ほかに、身近な例では例えば、インフルエンザのとき鼻に綿棒を突っ込む検査をされたことがある方も多いと思いますが、あの検査をすると大量のウイルスが外に出てきます。

綿棒を突っ込むためには患者さんの至近に顔を近づけなければなりませんから相当な量のウイルスにさらされます。

Q ペンキの話。

実際ペンキの鼻口への侵入を防ぐとなると結構めんどくさい。

実際医者一家はそこまでやっているの?

A やっています。

実は普段から、「今日は風邪の患者さんを診察した」という日は帰り道は鼻や口を触らないよう気を張り、玄関を開けたら同様に風呂に直行し、自分が風邪をもらうのを防いでいます。

(風邪患者さんを診察した日にこの手間をめんどくさがると大抵風邪を発症するので欠かさなくなりました。

平時医者が毎日ノロとかインフルとか診察していても自分がかからないのには理由があるのです)。

何の特殊資材もお金もいりません。

いずれにせよお風呂には入るので、帰宅後お風呂に直行することで失うものは何もありません。

アルコールがなくても石鹸で洗えばいいことを知っているのでアルコールが売り切れていても慌てません。

コロナ流行開始後の行動で言うと、外出先での飲食のリスクは高すぎるので、土曜午前業務の帰り道など、仕事を2時に上がっても空腹のまま、お腹が空きすぎて気持ち悪くなりながら、それでも食べずに帰宅してます。

午夜までの仕事のときは食べないわけには行かないので、記事中の記載のとおりにしています。

Q 神経質さが要求される玄関。玄関で特に注意すべきことは他にありますか。

A
・思わぬ危険があるのが、スマホです。

外でペンキまみれの手で触ったものを、屋内に持ち込んて、せっかくきれいになった手で触ってそれを口に入れたら、元も子もありません。

家の中ではスマホをジプロックに入れてジプロック越しに操作すると特別な資材なしに自分を守れます(もちろんアルコールや過酸化水素が家にあるならそれで消毒して使ってもよい)。私のスマホはジプロック越しで普通に使えます。

・玄関ドアのノブ、玄関の電気のスイッチも、まだペンキを洗い落としていない手で触った場所です。

こちらは「外とみなして、外出時以外は触らない」のが簡便です(アルコールが余っているなら拭いて消毒してもいいですが)。

宅急便受取などで玄関のドアノブと電気のスイッチを触ったあとは、手についたペンキを洗い流しましょう。

・マスクは何日も使いまわしている人が多いと思います。

うちは玄関ドアに人数分マグネットフックをつけて、マスクをぶら下げています。

玄関ドアに接する側をマスクの外側にするか、内側にするか、決めておきましょう(マスクの外のペンキがマスクの内側につかないように)。

・スマホまで怖がるなんて神経質な…と思う方はhttps://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14278 

の「5.COVID-19の感染様式」に書いてある香港SARSの話を読んでみてください。

Q あと医者一家がやっていることはありますか。

・アマゾンの拠点で感染者が出てからは、念の為、アマゾンの荷物は受け取ったあと72時間玄関に放置して、そのあと開封しています。

(ウイルスが72時間で病原性を失うというデータに基づき)。

放置して失うものはないので。

・栄養バランス等普通の健康上の注意。

【3.おまけ】

・この記事の9割が、全ての医者が医学生として最初の頃に習う内容です。

特殊な知識ではありません。

感染症の専門家でなくても誰でも知っています。

知っているから、毎日ノロやインフルエンザの患者さんを診療していても、医者は感染しないのです。

・出典を聞かれると「医学生時代の授業プリントとノートです」と言いたくなりますが、

強いて言えば医学生の読む参考書「病気がみえる vol.6 免疫・膠原病・感染症」等が読みやすくて良いかもしれません。

ウェブ上ではhttps://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14278 がよくまとまっておりおすすめです。

イメージ主体の本記事とは異なり事実のみを淡々と述べていて大変わかりやすいので、本記事でイメージを持ったあとに読めば医療従事者でなくてもすっと頭に入るのではと思います。

・「具体的にどうするか」の項は医療現場の「標準予防策(スタンダード・プリコーション)」「ガウンテクニック」「器械出し」等を家庭用に改変したものです。

・「外出しない」のが一番知識いらずで簡単に確実に自分を守れます。

この解説はあくまで、テレワークができない職場に勤める患者さんたちが、リスクのある中どうしても通勤しなければならないという現状をまのあたりにして、身を守る方法を説明したものです。

・日本のテレワークの普及率の低さを見ると、「会社が許してくれないから通勤せざるを得ません」という人がほとんどなのでは。

私の患者さんでも、テレワークになったという人は少数派です。

Google発表の位置情報データでは、職場にいる人の人数の減り具合はイタリアで64%減、米国で38%減なのに対し、日本ではたった9%減だそうです。

東京都ではもうちょっとテレワークが進んでいるものの、ニューヨーク州は64%減、東京都は27%減です。

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2020年4月12日 (日)

スーパーに買い物に行くときの注意点

今朝は少し早めに起きて皇居一周をランニング。

こんな感じでした。

Photo_20200412123901

ところで、

全米医師会誌(The Journal of the American Medical Association)という雑誌というか専門誌があります(『こちら』)。

そこに掲載された4月9日付けの記事(『こちら』)。

以下要点のみですが:

・スーパーでの買い物の後、使い捨てのバッグはすぐに捨てる

・繰り返し使えるバッグは、しばらく置いてから使う

以下、オリジナルの英文です。

If using a disposable grocery bag, discard it once you are home. Reusable bags can be stored for later use.

さらにはこんな文言も。

・スーパーの買い物を終え、買ったものを然るべき場所に置いたら、石鹸で手を少なくとも20秒間、洗う。

・あるいは少なくとも60%のアルコールを含む手指消毒剤(ハンドサニタイザー;Hand sanitizer)を使う。

・買ったものを置いたテーブル、カウンターも家庭用消毒薬で拭く

以下、オリジナルの英文です。

After unpacking your groceries, wash your hands with soap and water for at least 20 seconds, or use hand sanitizer that contains at least 60% alcohol. Wipe surfaces with household disinfectants・・

* * *

この記事を紹介した淡路市医師会は

・(スーパーで買ったものを入れた)使い捨てのバックはすぐに捨てる。繰り返し使えるものは、数日たってから使う。

とかなり厳しめに訳しています(『こちら』)。

* * *

スーパーに食品を買いに行くとき、地球環境保護の観点からご自分のバッグを持参している方も多いと思います。

上記のような記事が出てくると、どうしたら良いか少し考えさせられます。

Jama

なお上記の淡路市医師会のサイトには Nature Medicine 4月3日オンライン版の論文も紹介されています(『こちら』)。

以下はこれを訳した淡路市医師会の紹介文(『こちら』)。

『本研究は普通感冒の原因のコロナウイルスが対象であるが、新型コロナウイルスにおいても、マスクの同様の効果が期待できる可能性がある』

コロナウィルスと新型コロナウィルスを分けて記述しているので注意が必要です。

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2020年4月11日 (土)

久しぶりにバークシャーのポートフォリオを覘いてみたら・・

少々驚きました。

バークシャーによる上場株投資については、例によって上位投資先5社で全体(上場株投資すべて)の約7割を占めています(『こちら』)。

2年前の数字は:

アップル 15%(上場株投資全体の15%)

ウェルズ・ファーゴ 14%

バンク・オブ・アメリカ 12%

クラフト・ハインツ 11%

それが先週末の段階では

アップル 34%

バンク・オブ・アメリカ 12%

コカ・コーラ 10%

アメリカン・エキスプレス 7%

といった状況。

アップルの比重がぐんと増え、これではまるで(極論すればですが)アップルへの投資会社のようです。

具体的金額で見ると

アップルへの投資(時価ベース)は、

2年前 268億ドル

  ↓

先週末 657億ドル

と大幅に(2.5倍)上昇。

もちろんこれには、2年前に比してアップルの株価が66%上昇したのも寄与していますが・・。

なおバークシャーはアップル株全体の5.6%を保有するに至っています。

(注:昨年末の数字ではアップルの株主として1位はヴァンガード7.5%、2位ブラックロック6.4%、3位バークシャー5.6%)

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2020年4月10日 (金)

親切に電話してくれた外国人

東日本大震災のとき。

出版社で編集長を務めていたMさんが以下のようなメールを送ってくれました(詳しくは『こちら』)。

* * *

『終戦の混乱の中で、朝鮮半島にいた邦人の引き上げ時に一番罪深かったのは、「治安は確保されます」「市民は動揺せずに現地にとどまれ」というラジオニュースでした。

ソ連軍の南下を知らずに、ラジオニュースを信じてピョンヤンを動かずにいた人たちはその後、大変は目に遭いました。

たぶん、いつの時代も一般市民というのは、そんなものです。垂れ流される公式のメッセージをひたすら信じて・・・。

悲しいものです。』

* * * * * *

東日本大震災のときのことが今また蘇ります。

当時、知り合いのN社社長が電話してきて、

『岩崎さん、うちにフランス大使館に勤務する人と知り合いの社員がいるんだけど、在日フランス大使館が避難勧告を出したらしい。東京から一刻も早く離れろって』。

電話を切ると、またすぐに別の電話が鳴ります。

今度はフランス人でした。

『岩崎さん、フクシマの原発ヤバいよ。

在日フランス大使館から東京を即、離れろと避難勧告が出た』

『そうなの?だとしたら、もっと日本で報道されていいかも・・』

『それが、日本政府に配慮してかどうか知らないけど、大使館のホームページを見ても、フランス語だけ。

日本にいるフランス人は全員すぐに読めるけど、日本の政府関係者や報道関係者でフランス語をさっと読める人はそんなに多くないでしょ』

* * *

9年後。

4月3日付けの在日アメリカ大使館が『Health Alert(皆さん方の健康に関する警告)』を出しました。

『こちら』で全文をお読みいただけます。

以下、抜粋(邦訳は岩崎が訳したもの)。

 U.S. citizens who live in the United States but are currently in Japan should arrange for immediate return to the United States, unless they are prepared to remain abroad for an indefinite period.

(無期限に海外に残るつもりの米国人の方は別として、米国に居住する米国民で現在日本にいる方はすぐに米国に帰国する手続きを取るべきです)。

The Japanese Government’s decision to not test broadly makes it difficult to accurately assess the COVID-19 prevalence rate.

(広範囲にわたっては新型コロナウィルスの検査をしないという日本政府の決定によって、日本での正確な感染状況を把握することが難しくなっています)。

 While we have confidence in Japan’s health care system today, we believe a significant increase in COVID-19 cases makes it difficult to predict how the system will be functioning in the coming weeks.

(我々は現在の日本の医療システムを信頼しています。しかし新型コロナウィルスが著しく拡大している現状を鑑みるとこれから先、数週間後に日本の医療システムがどう機能しているのか予測するのが難しくなっています)。

在日ドイツ大使館も在日ドイツ人にメールを配信。

『検査数が少ないため、かなりの規模の未報告感染が発生していると考えられる』

と注意喚起していたとの報道が・・(『こちら』)。

* * *

もちろん「米国(新型コロナウィルス死者数16,700人)やドイツ(2,600人)の方が日本よりずっと危険だ」という意見の人も多いでしょう。

ただ検査数が少ないという海外からの批判には謙虚に耳を傾けた方が良いような気がします。

4月8日時点での東京都の検査実施人数366人。

これまでの累計で5,477人。

データはいずれも『こちら』の東京都のサイトから。

東京都の人口は1,400万人(『こちら』)。

人口100万人あたり391人。

1,000人当たり0.39人。

下図は人口1,000人当たりに直したPCR検査状況の国際比較。

Pcr

図はクリックすると大きくなります。

これをまとめたのは、Our World in Data。

オックスフォード大学の研究者らで作る団体です(『こちら』)。

上図のグラフの出所は『こちら』になります。

 

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2020年4月 7日 (火)

肺炎による死亡者数推移

気になるので調べてみました。

肺炎による死亡者数推移

2009年までは『こちら』で把握できます。

2005年  107,241人

2006     107,242

2007     110,159

2008     115,317

2009     112,004

平均すると、年11万人。

つまり1日に約300人が肺炎で死んでいます(2005年~09年までの5年間のデータに基づく)。

一方、日本の新型コロナでの死者数はこれまで累計104人(5日、朝日新聞『こちら』)。

毎日約300人のレベルで発生している通常の肺炎死亡者の中に、もしも新型コロナの死亡者が紛れ込んでいるとしたら、実は日本でのコロナの死者数はもっとずっと多いことになってしまいます。

まさか、そんなことは・・。

これに対する政府の答弁は:

「肺炎で亡くなった方については、基本的に肺炎になって最後はCTを必ず撮ります。

CTにおいて、間質性肺炎の症状が出た方は必ずコロナを疑います。必ず。

そういう方については、これ、必ず、だいたいPCRをやっておられます」『こちら』)。

一方で、テレ朝報道によると、

「東京都によると(死後のPCR検査数として)

『現在把握しているのは3件。

生きている方のPCR検査が優先。

何もかも行うわけにはいかないのが現状』」『こちら』)。

こうなると、数字がよく分からなくなってきています。

もちろん海外でも

『通常の肺炎死亡者数の中に、新型コロナ死亡者数が紛れ込んでいる(その分、新型コロナ死亡者が少なくカウントされる)』

ということがあるのかもしれません。

いずれにせよ極力 Stay Home した方が安全です(先ほど緊急事態宣言が出ました)。

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2020年4月 6日 (月)

暗いニュースと明るい兆し

毎日、いろんなニュースが錯綜する中で、気になったニュースを一つ、二つ。

まずはウォールストリートジャーナル(WSJ)の報道(『こちら』)。

コロナの影響で、米GDPの29%が喪失(ただし daily output ベース)したと見込まれるとのこと。

  Gdp

図はクリックすると拡大して読めるようになります。

daily output ベースでの29%減ということは、

現在の状況が1年続けば、アメリカのGDPが29%も減ってしまうということ

〔注:(GDP)=C(消費)+I(投資)+G(政府支出)+NX(純輸出)ですので、

政府支出増で民需減少分が補われ、結果として、そんなには減らないでしょうが・・〕。

ところで、GDPが大幅に減少した例として思い出されるのは、経済体制が変わった後のロシア。

1992∼96年の5年間で. GDPは4割近く減少し,工業生産はほぼ半減したと言われています(『こちら」』 。

スーパーでパンを買うために並ぶ人たちの姿が日本のテレビにも映し出されました。

今回のコロナショックでは、大統領が2兆ドルという大胆な政府支出を断行、FRBも資金供給(量的緩和)を無制限に行う(『こちら』)としていますので、昔のロシアのようにならないでしょう。

一方、明るい兆しの方では、先月28日の安倍首相記者会見でも言及のあった「レムデシビル」(remdesivir)。

これを開発したギリアド・サイエンシズ社が

「150万 doses を全米の病院などに寄付する」と発表(『こちら』および『こちら』)。

先ほどアトランタ Emory University(エモリー大学)the Emory Vaccine Center の Dr. Aneesh Mehta が、

MSNBCのインタビューに答える形で「レムデシビル」(remdesivir)について説明(『こちら』)。

Nbc

4分間の動画ですが、これを見ると少しは希望が持てる気になってきます。

【おまけ】

行動制限が世界で幅広く行われている中、面白い動画が投稿されています。

ハフポスト(『こちら』)によると、930万回以上も再生されたという動画があるのだとか・・。

『こちら』です。

Remize

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2020年4月 5日 (日)

ヒトラー~最期の12日間~

先日SNSで流れてきたパロディをご紹介しました(『こちら』)。

オリジナルの映画は『ヒトラー~最期の12日間~』という大変真面目な映画。

というか、むしろ大作です。

2005年度アカデミー賞外国語映画賞ノミネート

ドイツアカデミー賞主要3部門受賞

ヨーロッパ映画賞最優秀男優賞受賞

ニューヨークタイムス紙評「戦後初めてヒトラーを注視した映画」

ドイツ・シュピーゲル紙評「忘れたい事実を映し出す偉業」

   Hitler_20200405114801

まだご覧になっていない方は一度ご覧になって頂くことをお勧めします。

アマゾン・プライム会員の方は無料でご覧になれます(『こちら』)。

 7年前のことですが、ある日本の政治家が次のように発言(『こちら』;のちに発言を撤回)。

「憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。

だれも気づかないで変わった。

あの手口学んだらどうかね」

ヒトラーが政権を取った手口を学ばれるならば、同時にその末路についても学んで欲しいと思います。

* * *

映画の感想を一言。

映画がほとんど終わりかけるとき、最後に実在の人物が出てきます。

そしてこう発言。

『若かったというのは言い訳にならない』

その一言の意味を知るためにも、観てみる価値ある映画です。

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2020年4月 4日 (土)

息が詰まるような状況

新型コロナウィルスの世界的感染拡大。

いつ感染するか分からない・・・

見えない敵との戦いに気が抜けません。

毎日、毎日、気が晴れず、何となく重苦しい。

* * *

今の若い人には分からないかもしれませんが、私が小学生のころ、世界は核戦争の恐怖に脅えていました。

人々を、いまと同じように、しかし今とは違った、重苦しい空気が襲っていたのです。

米ソのどちらかが核ボタンを押せば、報復の連鎖で、世界が滅びてしまう。

もちろん今でもその危機は続いていますが、当時はもっとリアルに危機が身近に迫っていたのです。

小学生の私も何となくそんな重い空気を察していました。

* * *

「私が心配なのは、第一段階ではない」と彼(ケネディ大統領)は言った。

「両方が第四段階、第五段階へとエスカレートしていくのが心配なのだーそして第六段階までは進めない。

なぜなら、進もうにも、(みんな死んでしまって)だれも進むものがいないからだ」

(ロバート・ケネディ著『13日間』80頁;カッコ内は岩崎による注記)

* * *

これは当時のキューバ危機(1962年10月)の模様を綴ったロバート・ケネディの著作の一節。

いまこれを読み返すと、このとき我々は狭い塀の上を歩いていたことが分かります。

一歩踏み違えれば塀から落ちてしまう。

落ちて行きつく先は核攻撃の応酬で、人類滅亡へと直結してしまう・・。

そんな危ない塀の上を歩いているような状況。

世界中の人々にとって、まさに毎日が重苦しい日々の連続だったのです。

こうした中で当時の大統領だったケネディが語りかけた演説の一節が印象的でした。

・・・

What kind of peace do I mean?  

わたしの言う平和とはどういったものなのでしょう。

What kind of peace do we seek?

わたしたちはどういった平和を求めるのでしょうか。

I am talking about genuine peace, the kind of peace that makes life on earth worth living, the kind that enables men and nations to grow and to hope and to build a better life for their children--not merely peace for Americans but peace for all men and women--not merely peace in our time but peace for all time.

わたしが求めているのは真の平和です。

すなわち、この地球上での生活を生きる価値のあるものにする平和、人と国が成長し、希望を持ち、子どもたちのためにより良い生活を作り上げることのできる平和、アメリカ人のためだけではなく、世界中の人々のための平和、今の時代だけではなく、あらゆる時代での平和を求めているのです。

For, in the final analysis, our most basic common link is that we all inhabit this small planet.

結局のところ、われわれを結びつけるもっとも根本的な絆は、我々全員がこの小さな惑星の上でともに生きている、という事実です。

We all breathe the same air. We all cherish our children's future. And we are all mortal.

われわれはみな同じ空気を吸い、みな同じように自分の子どもたちの将来を大切に思います。そして、われわれは誰もがみな命に限りのある人間なのです。

* * *

危機の時にこそリーダーの真価が問われます。

『政治家は詩人でなければならない』といった人がいました。 

当時、大統領のこうした言葉は人々を鼓舞し、暗いトンネルのような冷戦の時代を生き抜くうえでの支えとなりました。

官僚が作った文章を読むだけでは、危機の時代には人々の心に届きません。

なお当時の大統領のスピーチ(一部)の動画は『こちら』でご覧になれます(1分55秒です)。

コロナ危機の最中、私はよくこのスピーチを聞いています。

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2020年4月 3日 (金)

米雇用統計

25分前に発表されました。

かなり悪い。

Change in non-farm payrolls, March: -701,000 vs. 事前予想は -100,000 

失業率, March: 4.4% vs. 事前予想は 3.8%

今回発表されたのは、3月12日までの数字。

ここ2週間のskyrocketed unemployment claims (合計9.9百万人)は反映されていない数字です。

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2兆ドル(220兆円)の Coronavirus Stimulus Package の中身

先週(~3/28)、665万人もの人が失業保険申請した米国。

2兆ドルの Coronavirus Stimulus Package の中身を見ながら、彼らの生活はどう守られるかを見ていきます。

まずは Package の中身。

Package

この図は下にもっと広がりますので、全体をご覧になりたい方は『こちら』

個人向けの救済の部分は図のいちばん上。

2兆ドルの3割を占めます。

この部分で、一人当たり1,200ドル(13万円)の現金(米政府の小切手もしくは政府からの預金振込)が支払われます。

ただし満額もらえるのは年収75,000ドル(830万円)以下の人。

高額年収者(99,000ドル以上)はもらえません。

この現金は早ければ再来週にも米国民に届きます。

次のポイントは失業給付金の上乗せ(これも図のいちばん上段、2兆ドルの3割を占める「個人向け救済」を構成します)。

失業給付金はカリフォルニア州の場合、1人当たり週40ドル(4,400円)から450ドル(49,500円)。

今回の「失業給付金の上乗せ」措置は、連邦政府が上記に加えて1人当たり最大で週600ドル(66,000円)を上乗せするというもの。

つまり人によっては1週間当たり最大1,050ドル(115,500円)、1ヶ月で50万円強を手にします(もちろんこれは、ベースとなる州による給付金が「最大」のケースですので、失業前の年収がある程度高く、高めの失業保険料を払っていた人が対象です)。

連邦政府によるこの上乗せ金は4ヶ月間にわたって支払われます。

派遣切りにあって、生活に困っている日本の人からすれば、すぐにも政府から13万円もらえて、さらに最大で(注:つまり人によって違う;上述参照)月50万円強を4ヶ月間もらえるというのは羨ましく感じるかもしれません。

米国政府がこうした施策を取るのは、もちろん困った人を助けるためですが、それだけでなく経済が壊れて大恐慌のような状態になるのを防ぐためでもあります。

国民全員に生活に必要な資金を行きわたらせて必要な消費をしてもらわないことには、経済が壊れ、元に戻すのに「もっと大きなコスト」を払うことになってしまうからです。

(注:この政府の施策については批判もたくさん出ています。たとえば月収2,700ドル(297,000円)の人は働き続けるよりも、失業になってしまった方がより多くのお金をもらえる。これはおかしいんではないかといった批判です(下記の記事3参照))。

なおこの記事を書くにあたって参考にした記事を下記にあげておきますので原典をご覧になりたい方は下記をクリックしてください。

記事1

記事2

記事3

記事4

記事5

記事6

記事7

 

 

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2020年4月 2日 (木)

米国失業保険申請者660万人

マーケット予想380万人を大幅に上回る(『こちら』)。

リーマンショックの時の約10倍。

Jobless

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ドイツでの話です・・?

 Hitler

1分55秒の動画です(『こちら』)。

約2百万回(驚き!)も再生されています。

それにしても『アンポンタン』、『大嫌いだ』、『バーカ』、『畜生』といった具合に、ドイツ語が日本語に聞こえてしまうから不思議。

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2020年4月 1日 (水)

コロナによる米国での死者数を10万人から24万人と予想(米国政府)

数時間前にトランプ大統領が記者会見。

現在のところ、コロナによる米国の死者数は4,000人。

それが、なんと、たとえ現在のmitigation efforts (行動制限などの対策)が続けられたとしても、10万人から24万人に達する見込みであると発表しました。

(何もしなければ死者数は150万人から220万人との予想)。

24万人と言うと、これまでの米国での累計死者数の60倍にも達しうるとの見込みです。

これまでのイタリア累計死者数12,000人の20倍。

これまでの中国の累計者数3,300人の73倍。

つい先日まで「米国ではインフルエンザの死者が1万人を超えた。コロナよりむしろこちらの死者数が多い」といった意見も報じられましたが、

インフルエンザによる死者数の24倍にも達しうる見込みです。

記者会見の模様は『こちら』で。

7分間です。

大統領の深刻な顔つきが印象的です。

紙の記事で読みたいという人は『こちら』

どちらにしても(動画でも紙でも)、Dr. Deborah Birxがプレゼンに使ったスライドが良く見れず、死者10万人から24万人の詳細が分からず、不満が残ります。

しかし、たいへんな数字であることだけは確かです。

港区の人口が24万人ですので、これが全部亡くなるのに匹敵。

第2次世界大戦における米国軍人の死者数が40万人です。

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