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2020年4月26日 (日)

ベルギー vs. ルクセンブルグ

経済はどうなるのでしょうか。

4月17日付のJP モルガンのレポートを読みました(『こちら』)。

経済の見通しについては、結局のところ新型コロナの今後をどう見るかによる―と言ってしまえば、それまでなのですが、

モルガンのレポートでは、いろいろな分析のチャートが出てきますので、興味のある人は一読をお勧めします。

レポートを見ていて気が付いたのは、ベルギーとルクセンブルグの違い。

隣同士の国ですが、人口10万人当たりの感染者は

ベルギー 391人

ルクセンブルグ 605人

(ちなみに日本は 11人)

データはいずれもジョンズ・ホプキンズ大学です。

ただ両者の違いは致死率。

ベルギー 15.3%

ルクセンブルグ 2.3%

(ちなみに日本は 2.7%)

人口10万人当たりの死者数で見ると

ベルギー 60人

ルクセンブルグ 14人

(ちなみに日本は 0.3人)

まず気が付くのは欧州に比べて日本の人口10万人当たり死者数の数字が2桁ほど良い点。

ただ同じヨーロッパで九州の大きさのベルギーと、これに隣接する神奈川県の大きさのルクセンブルグの数字がここまで違うとは・・。

ルクセンブルグは1人当たりGDPが世界1位ということも影響しているのでしょうか・・。

雑誌Forbesに寄稿したCecilia Rodriguezさん(Senior Contributor)によれば、

『Luxembourgers are stoic people who respect rules and aren’t strangers to sacrifices.

They still hold memories of the hard times the country suffered under German occupation during the war・・』

(ルクセンブルグの人は、ストイックで、ルールを尊重し、犠牲を恐れません。

戦争中にドイツの占領下で苦しんだ困難な時代の記憶をまだ持っているのです)

と書いていました(『こちら』)。

しかし、それはベルギーも同じはず。

なおベルギーの致死率が高いことについては国際的にも話題になっていて、

米国政府もこれを指摘。

これに対して、ベルギー政府は

「算定方法に違いがある」

と反論しています(『こちら』『こちら』)。

* * *

話は変わりますが、京大の宮沢先生と藤井先生の対話。

参考になります。

『人類は新型コロナウィルスを乗り越えられる』『こちら』

『我々は新型コロナウィルスから逃げられない』『こちら』)。

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