想定内
先週、中小公庫のセミナーで講演した後の食事会で、隣に座られた「ある社長さん」から、『よくぞ引退される決心をされましたね』と話しかけられました。
『チョッと待ってください。私は外資系投資銀行を辞めたけれど引退をしたつもりは全くありません。』
興銀を辞める時、当時の岡本常務(現在は保土谷化学社長)にこう説明したのを今でも覚えています。
『ほかにやりたいことが出来たので銀行を辞めたい。私自身の資金的な問題もあり(注:当時私はかなりの額の住宅ローンを抱えていました)今すぐに独立という訳には行かないので、とりあえず外資系で5~6年間、思いっきり、あばれてから独立したい。』
そういった意味で私としては当初計画どおりの道を歩んでいるつもりです。今でも朝は5時台には起き、夜は 1時すぎまで働いています。土曜も日曜も働いており、外資系投資銀行時代と労働密度においてさほど変化はありません(もっともブログを書く時間は無理やり作っていますが)。
『青春とは臆病さを退ける勇気、安きにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。。。理想を失う時に人は老いる We grow old by deserting our ideals. 』
(サミュエル・ウルマン1849-1924)
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