原点(忘れかけていた過去の自分との対話)
灰谷健次郎さんの『わたしの出会った子どもたち』を読んだ。
一頁一頁に作者の思いが凝縮されていて、実は読み終わるのに一ヶ月以上かかってしまった。 これからも幾度となく読み返していくだろう。
灰谷さんのこの本は、自分が大人になるにつれて忘れかけていた『小さい頃の自分の思い』を呼び起こしてくれる。 自分が子供の頃、はたして今の自分のような大人になりたいと思っていたのか。 もっと純粋にひたむきに生きようと思っていたのではなかったのか。
灰谷さんの本を読んでいると、こうした過去との対話がどんどん出てくる。
忘れかけていた自分の原点を呼び戻してくれるような気がする。
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