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2005年11月 7日 (月)

外国人投資家の好きな銘柄

日経平均が14,000円台を回復し、新聞がいろいろな記事を書いています。

5日付けの朝日新聞によりますと、日本市場における外国人投資家の買い越し額は4ヶ月連続で1兆円を超えたとのことです。

外国人投資家が日本株を買う時、何を見るのでしょうか。

  1. その会社の時価総額は幾らか(時価総額1兆円未満の株には手を出さない機関投資家も多い)
  2. 株式アナリストがカバーしているか(外資系投資銀行や日本のメジャーな証券会社のアナリストがその会社の株式調査レポートを出しているか)

なお外国人の機関投資家が日本株を買う場合、2つのケースがあり、それぞれ別のセクションから買い注文が入ることも多いようです。

  1. その機関投資家の全体のポートフォリオの中で、「日本向けに」ということで割り振られた資金をベースに日本株を買うセクション
  2. 産業ごとに割り振られた資金をベースに、例えば、世界の自動車株に投資する部隊が、トヨタの株式を買ってくるケース

いずれにしても外国人投資家はきちんと勉強して日本株を買ってきます。

本来は日本人の投資家の方が、情報量という点では(日本株の場合)外国人よりも有利な筈です。

日本の投資家のがんばりが期待されるところです。

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