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2005年11月19日 (土)

ボーナスが出たら株でも買おうと考えている方へ(その1)

街角の証券会社の店舗の前で株価の電光掲示板をじっと見ている人が増えてきました。

株式投資を行う際、何ゆえ株式投資を行うのか、目的をはっきりさせることが重要です。

要は、トレーディングを行うのか、あるいは投資を行うのか、という選択です。

トレーディングは短期の売買を繰り返します。2週間とか、3ヶ月とか、あるいは1年といった期間で、売買の結果、いくら儲けたかということが重要になります。

一方、投資の方は、もっとずっと長期で考えます。投資先を見極め、投資先企業の成長とともに資産を増やすというスタンスです。

1920年代、アメリカ経済はバブルでした(Roaring 20's と言われました。)

この時、株を買った人はどうなったか。

1929年10月24日(木曜日)に始まった大恐慌がまず襲います。

それから第二次世界大戦、朝鮮戦争、米ソ冷戦、ベトナム戦争。。。

いろいろなことが起こりましたが、20年代のバブルに株を買った人は、50年後の1970年代、きちんとしたリターンを上げていました。

この間、何に投資した人が儲かったか。

儲かった順に上げると、

(1)不動産

(2)株

(3)債券(米国債)

(4)預金

という順です。

米国の富豪の多くは、自分だけでなく子孫のことまで考えるくらいの長期のスタンスで株式投資を行っています。

ところで、『そんな余裕は無い。とにかく今度もらうボーナスで、ひとやま当てたい』と思っておられる方も多いと思います。

そういった方は、トレーディング派です。

トレーディング派を目指す方へのアドバイスについては、次回掲載します。

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