スター・ウォーズ
はじめてスター・ウォーズを見たのはまだ私がアメリカに留学していた時です。
30年近くかけて全6部作を作り終え、原作者兼監督のルーカスが言います。
『アナキンはダークサイドと戦いつつも、結局は自らダース・ベイダーになっていく。私も最初にスター・ウォーズを作り始めたとき、巨大ハリウッド資本に対抗して戦いを挑んだが、こうして30年近くたってみると、自らが反発していたはずの巨大資本のようになってしまっていることに気づいたんだ。』
日本の戦国時代の武将にも、父親に反発しつつも結局は父親のようになっていってしまう武将がいます。
私自身、自分が中学生や高校生だった頃、どんな大人になりたかったのか。あるいはどんな大人にはなりたくなかったのか。―― スター・ウォーズを最初に見た27年前の自分を思い出しながら、ふとこんなことを考えてしまいます。
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コメント
こんにちは。そういう見方もあるのですね。
ルーカス氏の言葉、今、とても心にささります。
ものを作る仕事をはじめるとき、、大量生産ではない、流行に左右されない、そういったものをつくりたいと思い、はじめました。今の仕事の仕方、どうなのだろう。もう一度、考えなければと思いました。
投稿: oaoa | 2005年12月 1日 (木) 10時31分