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2006年2月10日 (金)

トヨタとキヤノンは一人勝ちするのか

最近(チョット前になりましたが)のニュースを拾ってみます。

【1】1月の自動車販売実績(対前年比)。

(日本国内) トヨタ 6.1%増  日産 14.5%減 ホンダ 12.7%減

(米国国内) トヨタ 14.0%増  日産 0.9%減 ホンダ 20.7%増

統計の裏には種々の要因もあるのでしょうが、トヨタが元気です。

【2】画像処理・画像情報関連

富士写真フィルムは1月31日、5000人のリストラを発表。写真フィルムの需要減少などの要因。リストラコストとして、1,650億円を2期に分けて費用計上。

セイコーエプソンは今期3回目の業績予想の下方修正(1月27日)。昨年9月に2度目の下方修正を発表した時は株式市場ではストップ安を記録。

コニカミノルタは、デジタル一眼レフ関連技術と生産技術の一部をソニーに譲渡しその他のカメラ事業は2005年度末に終了、3,700人を削減する旨を発表(2月1日)。

【感想】

1月24日のブログにも書きましたが、強烈な危機意識を持って、かなり早い段階から事業分野の絞込み(ある意味でのリストラ)を徹底的に行ってきた勝ち組企業の代表であるトヨタとキヤノンが益々強くなっていくように思えます。

彼らと競争している企業は後手にならないように、彼ら以上のビジョン(先見性)と実行力を持って戦っていくことが必要です。

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