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2006年3月22日 (水)

チャンスは誰にでも人生の中で1度や2度は訪れるものだ

NHKのテレビ番組で英語でしゃべらナイトという番組があります。

ハリウッドのスターたちがよく番組に出てきてインタビューに応じているので、私はDVDに録画していて、時間をみつけて見るようにしています。

先日もAeon Fluxで主演を演じたシャーリーズ・セロンがインタビューに出ていました。

シャーリーズの画像です(↓)。

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南アフリカで生まれ、主としてヨーロッパでモデルとして活躍し、今はハリウッドで女優をしている彼女は、インタビューで『自分は異文化にも簡単になじめ、違和感や疎外感を余り感じない』と語っていました。

NHKのインタビューの中では触れられていませんでしたが、シャーリーズの父親は酒癖が悪く、家庭内暴力が絶えませんでした。

シャーリーズが15歳の時に母親が父親を射殺するという事件が起きています。

そういった悲劇にもめげず、彼女はバレエやモデルの仕事で世界を転々とした後、女優を目指すようになり、2003年モンスターという映画で、自ら10キロ以上の体重増加をあえて行い醜女役に挑戦、アカデミー主演女優賞受賞を獲得しています。

世界的なスターになることを夢見る人は多いのですが、誰でもが、そのキップをものに出来るとは限りません。

確かジュリー・アンドリュースだったと思いますが、このNHKの番組で次のように答えていたのが印象的でした。

『多くの人がスターになりたいとか、成功したいといった夢に向かって努力しています。

(こういった夢の実現には)確かに運というのが絶対に必要です。しかし問題は運命の女神が微笑んだ時、あなたにそれをつかみ取る準備が出来ているかどうか、実力が備わっているかどうかです。

成功へのチャンスというのは誰にでも人生の中で1度や2度は訪れるものです。

しかし誰でもが、その少ない運(チャンス)をものに出来ているわけではありません。

運(チャンス)が来た時に、それをつかみ取れるようにしておくのが成功への鍵です。』

目に見えない、地味な、不断の努力こそが、成功への第一歩だと改めて実感させられます。

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