ヒット作の話をすると彼女は喜ぶ。でも目を輝かせるのはフォト・セッションを話す時だ
1962年5月、ケネディ大統領の45歳の誕生日を祝うパーティがニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開かれ、大勢の聴衆を前に一人の女性が『Happy Birthday, Mr. President・・・』と歌いました。
本名ノーマ・ジーン・ベイカー。その約2ヶ月後の8月4日、36歳の若さで生涯を終えたマリリン・モンローです。
(ケネディ大統領もそれから1年半後、46歳の若さでこの世を去りました。)
ノーマ・ジーンは、父親を知ることなく生まれ、母方は精神系の家系のため母親とも暮らせず、政府から支給される養育費を目当てとする里親たちの間を転々とさせられたあげく、孤児院に送り込まれます。
16歳で最初の結婚をした頃から、少しずつモデルの仕事が来るようになり、その後、ハリウッドの映画スターとして注目を浴びるようになりました。
しかし長年、彼女の広報を務めたジョン・スプリンガーが以下のように語ったように、彼女は写真を撮られているときが一番幸せだったのかもしれません。
『最新のヒット作について話しかけると、彼女は喜ぶ。けれども彼女の目が本当に輝くのは、最新のフォト・セッションについて話しかけられたときだ。』
マリリン・モンローは死の前年、メキシコを訪れ、児童福祉施設に寄付をしています。
そして彼女の墓碑にはこう記されています。
Here lies Marilyn. No lies. Only lays.
マリリン・モンローは「女であることを才能にしたひと」と言われています。
彼女の生い立ちを知るにつけ、彼女はなにゆえ『淋しい影のある魅力』ではなく、『お茶目で、底抜けに明るい魅力』を身につけていたのかが不思議であり、強く惹かれるようにもなります。
生きるための必死の本能だったのでしょうか。
今年はマリリン・モンロー生誕80周年ということで、日本でも各地で催し物が開催されています。
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