Runner (その1)
出版社の方のアレンジにより、先日、サンプラザ中野さんと対談する機会に恵まれました。
サンプラザ中野さんと言えば、テレビのバラエティ番組や、クイズ番組などでお馴染み方も多いと思いますが、私にとっては、なんといっても『爆風スランプ』です。
サンプラザさんが、ボーカルを務め、ご自身が作詞された『Runner』。
『走る、走る、俺たち・・・』とカラオケで歌われた方も多いと思います。
(なお、詳しい歌詞は『こちら』でどうぞ。また曲の一部は『こちら』で聞けます。試聴のボタンをクリックすれば、一部を無料で試聴できます。気に入れば有料で曲全部をダウンロードすることもできます。)
『ウィキペディア(Wikipedia)』によりますと、爆風スランプは当初、ファンキー末吉、江川ほーじん、サンプラザ中野、パッパラー河合の4人によって結成されました。
そして、1986年、爆風スランプに、新田一郎がプロデューサーとして 迎えられます。
新田はまず、売れることを目的とした活動を始めることにしましたが、グループの江川ほーじんがそれに反発して遂には脱退を決意。
末吉の作った曲に、中野が辞めていく江川の姿を詞にしてRunnerが誕生、1988年に発表されたとのことです。
『雨を避けたロッカールームで、君は少しうつむいて、もう戻れはしないだろうと言ったよね』で始まるサンプラザさんの作った詞は、これが作られた背景を知ると、じんと、きます。
サンプラザさんとの対談をアレンジした出版社の方に、今度出る本の『あとがき』頼まれ、私は、思わず、以下のように書き出しました。
爆風スランプの『Runner (走れ)』。
純粋だった青春の頃の、あわくて切ない気持ちが呼び起こされる。
生きることに「ひたむき」だった、あの時の心を忘れてはなるまい。。。
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