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2006年8月13日 (日)

33年振りの来訪者

私が勤める会社のオフィスには、実に様々な方々が来訪されます。

普段は会社経営者の方々が多いのですが、最近では、昨今の情勢を反映してか、ファンド関係の方々もよく来られます。

初めて来訪される方も多いのですが、当然のことながら、皆さん、仕事の話をされていきます。

そんな中で、先日、実に33年(32年?)振りに、Aさんが訪れてきました。

Aさんとは、山梨県の自動車運転免許教習所で一緒でした。

大学1年か2年の頃だったと思うのですが、私は合宿形式の教習所で免許を取ったのです。

その時、何人かの方たちと寝食を共にしたのですが、Aさんは、その中の一人でした。

その後、音信不通になり(年賀状のやり取りさえ一切なく)、お会いしたのは実に32年か33年ぶりでした。

当時の面影を残すAさんと、時間の経つのを忘れて話し込んでしまいました。

Aさんが当時想いを寄せていた早大教育学部のB子さんはどうしたのだろうとか、合宿所での理不尽な教官の言動とか、いろいろなことに話の花を咲かせました。

Aさんによれば、私は当時異様なまでに食事のスピードが遅く、そのことが、非常に印象的だったとのことです。

こうした形で、思わぬ人と再会できるのも、まさにインターネットのなせるワザです。

『ビジネスとは無縁の世界で、ただひたすら話をする。』 ――  学生時代には当たり前だったことが、妙に新鮮に感じられました。

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