変わるということと、不可能と思わないこと
昨日は祝日でしたが、A社の新年会に招かれ、約150人ほどの社員の方たちなどを前に、概ね以下のようなスピーチをしました。
『皆さん、明けましておめでとうございます。
さて新年早々時計を一年前に戻すようで恐縮ですが、一年前の今日はどんな状況であったか、思い起こしてみて下さい。
例えば、日本の首相は小泉純一郎でした。
ヒルズ族という言葉がもてはやされ、ホリエモンはプライベート・ジェットで女優さんと南の島に行ったとか、村上ファンドが、どこそこの株を買ったとかが、ニュースになっていました。
今はどうでしょうか。
一年経つと、これだけ変わる、ということです。
A社も今は一年前とは随分変わり、更に、これから一年後はもっと変わっていると思います。
皆さん方、特に若い方たちの中には、会社に対していろいろと不満を持たれている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、会社はずっと今のままで変わらない訳ではありません。会社はどんどん進化していきますし、また皆さんの力で変えることも出来ます。
かつて、チャールズダーウィンは、『変わることが出来るものだけが生き残る』と言いました。
もう一点、私がお話したいのは、『自分で勝手にBoundaryを設けるな』ということです。
皆さん方、会社の中で、例えば、営業目標といったものを持たされていると思います。
最初から、こんな目標は到底達成不可能だと諦めていないでしょうか。
私が日本の銀行から外資系の投資銀行に移った時、収益目標が、○○倍にも大きくなったのを今でも覚えています。
到底不可能と思える目標でも、ぎりぎりまで追いつめられ、必死になって立ち向かえば、何とかなるものです。
①変わるということ、②最初から不可能と思って諦めてしまわないで、チャレンジするということ。
この2つを頭の片隅に置いておいて頂ければ幸いです。』
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