ブランドの意味するところ
先日、ある外資系金融機関に招待されて、Jaeger-LeCoultre というスイスの時計メーカーの展示会に参加しました。
機械式時計については、私は、これまであまり多くの知識を持ち合わせていなかったのですが、非常に奥が深いのに驚かされます。
帰りがけにお土産として頂いた会社紹介のパンフレット(と言っても 240 ページもありました!)を見ていましたら、会社が設立されたのが、1833年。
しかも、そもそもの発祥は、1559年に宗教戦争を逃れたフランスのユグノー、ピエール・ルクルトがスイスのジュウ渓谷に移り住んだところまで遡るとあります。
昔からの原点を守り、機械式時計を究めてきた時計メーカー(展示会では世界で5つしかないという時計も展示されていました)と、クォーツ(水晶発振)という科学技術の粋を究めた日本のメーカー。
何を変えて、何を変えずに守るのか。
いろいろと難しいことを考えさせられて展示会場を後にしました。
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コメント
岩崎先生、こんばんわ。
休日に百貨店等で開かれる高級機械式時計の展示会は、僕も気がついたら入る方です。
機械式時計はクォーツと違って、チッチッチ…と秒針が連続して細かく動くので、時間が経つのを実感できるので、趣があります。
でも、さすがに「高級」ともなると、最低でも値段が150万円前後し、高いものになると1千万円を軽く超えてしまうので、中規模の優良企業の経営者でも無ければ、購入するのに躊躇するようなお値段です。
普通のサラリーマンに馴染みの深い、やや高級な機械式腕時計は、セイコーのグランド・セイコーや、オメガのスピード・マスター等でしょうか。
僕の場合、このような機械式腕時計に惹かれつつも、シチズンのエコ・ドライブの多機能電波腕時計を使用しています。
なお、シチズンのカンパノラは、高級機械式時計の機能を電子化したもので、値段も数十万円前後に抑えられています。
http://citizen.jp/campanola/index.html
僕は、このシリーズのCOSMOSIGNに関心がありますが、電池不要のエコ・ドライブにならないかな?と改良版の登場を待っています。
投稿: まさくん | 2007年5月30日 (水) 00時47分
シチズンのカンパノラ。
ご紹介頂いたサイトを覘いてみました。
私は、ECO-DRIVE CHRONOGRAPH の CTY57-1071 というモデルが、ネットを覘いた中では気に入りました。
でもチョッと値段が高くなりますね・・
今度、現物を見てみたいと思います。
投稿: 岩崎 | 2007年5月30日 (水) 07時09分
岩崎先生、こんばんわ。
お気に入った時計が見つかったようで、良かったですね。
そして、現物をご覧になった時に、定期的なメンテナンスにかかる費用もご確認されると良いと思います。
(一般に、時計の油は3~4年間ほどで蒸発するので、部品の磨耗を避ける為には、定期的な点検が必要ですよね。)
なお、「ザ・シチズン」は、エコ・ドライブのモデルは無いし、ベーシック&スタンダードなデザインですが、使われているパーツはこだわりがあるし、購入後の10年間無償保証、生涯修理対応はとても魅力的です。
腕時計選びは、とても楽しいものですね。
投稿: まさくん | 2007年5月31日 (木) 00時35分