コンファランス・コール (サブプライムローン問題;その5)
最近では日本企業でも機関投資家やアナリストを相手に社長や財務担当役員が電話で業況などを説明するコンファランス・コールを行うところが出てきていますが、今回はこのコンファランス・コールでの話です。(サブ・プライム・ローン問題の続きです。)
先ほど、スタンダード・プアーズ社がベア・スターンズの社債格付け(シングルAプラス)を『安定』から『ネガティブ』に変えました(要は方向性としては、『シングルAプラス』から『シングルA』に落ちる可能性が増しましたよ、ということです。)
そこで、ベア・スターンズのCEO(Jimmy Cayne;73歳) と CFO (Sam Molinaro) がコンファランス・コールを今から数時間前に行いました。
CEO(会長)に向けられた投資家からの質問に途中からCEOが答えなくなったことから、CEOは最後まで電話口にいなかったのではないかなどとマーケットでは噂されています。
一方、CFO(財務担当役員)のMolinaroの方は、コンフェランス・コールで最後まで投資家やアナリストの質問に答えていました。
彼自身もマーケットで20年以上の経験があり、今回の危機に関して、1987年のブラック・マンデーや97年からのロシア・アジア危機、00年のITバブル崩壊に言及しながら下記のように述べたと報じられています。
“These times are pretty significant.” (これらの時は非常にひどかった)
“It's as bad as I've ever seen.”(今回もそれらと同じようにひどい)
モーゲッジ・ボンド(住宅ローンの証券化)のビジネスで活発だったベア・スターンズやリーマン・ブラザーズなどは今年の高値に比し、ここ数週間で36%前後株価を下げています(金曜日だけで6~7%の下落)。
こういった状況をどう捉えるか。そして今後は?
マーケットの見方としては、Molinaroの短いコメントに凝縮されているように思えます。(とりあえずは、ニューヨークでこれだけ下げたので、月曜日の東京も、週末余程のことが無い限り相当下がるんだと思います。)
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