最近の円高(円安修正)とサブプライムローン (サブプライムローン問題;その6)
The Street.comというサイトにLiz Rappaport氏が記事を載せています。
最近ニッケルや銅などの金属の価格が下落し、円は高くなった。
裏にサブプライムローンの問題があるというもの。
下記はそのエッセンス部分です。
"People are liquidating and prices are declining," notes T.J. Marta, fixed income strategist at RBC Capital Markets. Such behavior was visible not only perhaps in Friday's stock market decline, but in more than 2% drops that day in metals, like nickel and copper, that had been popular among speculators.
Also, the Japanese yen continues to appreciate as traders unwind the "carry trade," in which investors borrowed money in low-interest yen to invest in higher yielding currencies. But, as credit markets seize up, investors must liquidate positions to meet margin calls.
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コメント
岩崎先生、こんばんわ。
新聞では、サブ・プライムローンの問題について報道され、明日は、日本株が大幅に下がるかもしれないと観測されています。
ですが、僕は、医薬や食品などの、景気に影響されにくいセクターは、それほど、大幅な下げは無いだろうと思います。
(もともと、日本株は出遅れていると言われているし。)
その反面、個人の趣味に消費が直結する分野のセクターは、予断ならないと思いました。
将来のことは、どうにも分からないものですが。。。
投稿: まさくん | 2007年8月 5日 (日) 22時20分
岩崎先生、こんばんわ。
週間エコノミスト(8/14・21合併号)で、複数の証券会社社員による日本株の予測の記事が掲載されていました。
これらの記事によると、日本企業の業績が堅調なことと、現在の低金利による低水準の資金コストにより、日本の株式市場は上昇相場に向かうという見方が大勢のようです。
今週号のエコノミストは、他にも、なかなか、興味深い記事が掲載されて、参考になりました。
投稿: まさくん | 2007年8月 6日 (月) 22時23分
岩崎先生、こんばんわ。
夏期休暇、僕は帰省していたのですが、株式市場、ものすごい爆下げでしたね!
昨日のトヨタの終値は6190円で、まあ、予想だにし得なかったバーゲン・プライスで落ち着いているように思います。
日本の輸出企業や金融企業の株価、金融理論を無視した大々的な下げになったので、「『天与』の買い相場」と言えるかもしれません。
ところで、8月17日(金)の「フジサンケイ ビジネスアイ」の記事で、インドの貧富の差の拡大の深刻な模様について紹介されていました。
この記事によると、一日の所得が約60円以下の「貧困弱者層」が総人口比で77%にも達しているそうです。
日本では「インド式計算ドリル」類の書籍が好調な売れ行きであり、「インド人=計算の達人(IT技術の有望な担い手)」という先入観が先行しているように思いますが、実態は、何ともキビシイものだなと思いました。
投稿: まさくん | 2007年8月18日 (土) 19時29分