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2007年9月 1日 (土)

がん撲滅への挑戦

前回の重粒子線セミナーでの講師の方々の話などから ・ ・。

1981年以来、日本人の死因のトップになっている「がん」。

現在、新規にがんにかかる人(がん罹患数)は年に62万人。

それが、2020年にはもっと増えて、年80万人が新たにがんに罹患するようになると言われています。

厚生労働省研究班の推計によれば、生涯のうちにがんに罹る可能性は男性の2人に1人、女性の3人に1人とされています(平成19年6月『がん対策推進基本計画』第2頁)。

「私も5割の確率でがんに罹るのか・・」などと考えてしまいますが、重粒子線セミナーではある講師の方が次のように話していました。

「2006年のWHO(世界保健機構)の報告によりますと、がんの40%は予防によって防げるとのことです。

例えば喫煙を止める。あるいは太り過ぎないように気をつける。

そういったことに気をつけることで、がんにかかるリスクを減らせるようになります。」

取りあえず自分で出来ることはする。後は科学や医療の発達を待つしかないのでしょうが、第一線でがん撲滅へ向けてがんばっておられる方々へエールを送りたいと思いました。

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コメント

岩崎先生、こんばんわ!

>生涯のうちにがんに罹る可能性

がん細胞を抑制する効果的な食事は、野菜の煮出し汁が良いというのを、何かの本で読んだ記憶があります。
中でも、ネギやシイタケなどの煮出し汁が効果的なようです。

野菜は煮るとペシャンコになるので、たっぷりと野菜を食べようと思ったら、煮た方が効率的ですね。

>例えば喫煙を止める。あるいは太り過ぎないように気をつける。

僕の父の場合は、喫煙が原因でした。1日に1箱以上タバコを吸っていたので、かなり、ヘビー・スモーカーだったと思います。
(最初の手術の成功後、禁煙を実行し、タバコの代りに飴をなめていましたが、禁煙の実行が遅すぎました。)

このURLでも、タバコは良くないと紹介されています。
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/pre_scr/pre_12.html

がん抑制のための"Strong Medicine"を、日本の製薬会社に、ぜひとも開発して欲しいと思いました。

投稿: まさくん | 2007年9月 2日 (日) 21時13分

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