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2008年3月13日 (木)

窓ぎわのトットちゃん

日本でもっとも売れた書籍(一般書)は『窓ぎわのトットちゃん』であると言われています。

日本国内で750万部以上が売られ、世界35ヶ国で翻訳されました。

私も英語版をアメリカの母親(といってもAFS留学時代のアメリカ人の母親で血はつながっていません)にクリスマス・プレゼントとして送ったことがあります。

さてこの窓ぎわのトットちゃんを超える書籍が戦前に発行されていました。

福沢諭吉の『学問のすゝめ』。

北康利さんの『福沢諭吉 国を支えて国を頼らず』(講談社)によると、『学問のすゝめ』は第17編まで発刊され、全部をあわせると実に340万部以上が売れたとのこと。

「当時のわが国の人口は約3480万人と言われているから、国民の10人に1人の割合で流布した勘定になる。」と北さんは書いています。

「『学問のすゝめ』をきっかけとして庶民の学習熱が高ま」ったとのことです。明治時代の日本人が真面目で高い向学心を持っていたことがうかがえます。(注:「 」内は北さんの上記書籍からの引用です。)

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