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2008年4月20日 (日)

能を楽しむ

私は能については全くの門外漢なのですが、先日勉啓塾に能楽師の梅若六郎氏をお招きしお話を頂戴しました。      

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梅若六郎さん(1948年生まれ)は3歳で『鞍馬天狗』の子方で初舞台。88年に56世梅若六郎を襲名。日本芸術院会員。

梅若六郎さんの幾つかの言葉が印象に残りました。

『能には融通性があったからこそ、これまで生きてきたんでしょうね。これは、押し付けない、ということです。』

『芸とは神に奉仕する、捧げるということです。』

(同じように精進していても人によって違いが出るのはどうしてですか、との問いに対して)

『技術とか訓練を超えた、人間の思いで違いがでるのでしょうね。形にとらわれるだけでは駄目で、思いの強い人が優る。』

                             

梅若さんが、永遠のプリマと称されるマイヤ・プリセツカヤ(82歳)と先月共演した模様(下の写真)は、5月2日の芸術劇場(NHK教育テレビ、夜10:50)で放映される予定とのことです。

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