メドゥーサ(その6)
原油価格が120ドルを突破したということで、大きなニュースになっています。
さて、ここでクイズです。
まだ日本が江戸幕府の時代。
1864年の世界の原油価格は幾らだったでしょうか。
インフレを勘案して、2006年ベースのドル価格でバーレル当り幾らだったかをお答えください。
答えは、104ドルです。
原油価格を時間軸で見る時、名目価格だけでなく実質価格で見ることも重要です。
このことについては、2006年5月30日付けの私のブログでも書きましたので、そちらも参考にしてみて下さい。
原油価格のトレンドを捉える時に参考になるのが、オイルメジャーの一つであるBP (British Petroleum) のホームページです。
こちらから Statistical Review of World Energy 2007 というページに入ることが出来ます。
ここは原油に関する統計の宝庫。
原油価格推移もこの中で見つけることが出来ます。
このBPの統計データを使って原油価格推移をグラフ化してみると下記のようになります。
縦軸は原油価格でバーレル当りのドル価格。
横軸は年を現します。
一番左のスタート時点が1861年。
一番右が2006年です。
マゼンダ色が、その年々の名目価格の原油価格(ドル)。
黄色が2006年価格で現した実質価格の原油価格です。
黄色で現される実質価格が最近時のほかに、2度ほど大きくなっています。
最初が冒頭述べた1864年の104ドル。
2度目が1980年です。
(注:BNPパリバのデータ数値との若干の差異は原油価格としてWTIを取るかBrentを取るか、あるいはその年の平均値を取るか高値を取るかなどの違いによるものと思われます。)
もう少し詳しくデータを見たいという方は下記のエクセル形式の表でご覧下さい。
「bp_oil_data_excel.xls」をダウンロード
現在の120ドルは確かに高値ですが、実質価格ベースでは、原油価格はこれまでにも時折高騰してきたことが分かります。
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