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2008年7月12日 (土)

Lehman Free-Fall

Lehman Free-Fall などと海外で報道されているようですが、リーマンブラザーズの下げが止まりません。

「lehman_brothers.doc」をダウンロード (←クリックすればグラフが現れます)。

昨年6月には 81ドルあった株価は、今や14ドル。

83%の下落です。

ここ3ヶ月でも45ドルから14ドルですので、69%の下落。

リーマンはベアスターンズのように誰かに買収されるのでしょうか。

JPモルガンはベアを買ったばかりだし、もはやそんな余裕はない(ベアの時のように政府・連銀が裏でサポートしてくれるとも思えない)。

Citi は自分の問題で精一杯か。。。

UBS も Citi と同じような状況?

ドイツはかつてモルガン・グレンフェルを買ったが優秀なバンカー達に逃げられた苦い経験がある。

みずほはまだ(メリルの)株価が高い時にメリルへの出資を決めてしまった。

三井住友はバークレイだし、残るはHSBCか、まさか三菱か?

と、いろいろ考えていくとベアスターンズの時とは状況がやや違うように思えてきます。

そもそもヘッジファンドが売りを仕掛けている要素が強くて株価が急落しているだけという見方(だとする株価は何れ急回復する?)もあれば、

住宅金融公社の格下げなどによってリーマンの保有資産の劣化が進んでいるとの見方もあります。

来週木曜日(17日)にはメリルリンチの第2四半期決算発表があります(ゴールドマン、モルスタ、リーマンは1ヶ月早い決算の為すでに第2四半期決算は発表済み)。

1ヶ月遅れのメリルの決算内容からマーケットはリーマンなどの現況を推測しようと試みることになると思います。

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