秋晴れ
今日は気持ちいい秋晴れですね。
昨日私は大阪経済大学での講義に行ってきました。
三連休の初日ということもあって朝の東京駅は行楽地に向かう人々でかなり混雑していました。
新幹線のホームに上るエスカレーターで、すぐ後ろから50代とおぼしきご婦人二人の会話が聞こえてきます。
『大変ねえ。仕事なのかしら?』
『あら、土曜日にやっている会社もまだあるのよ。』
これはヒョッとして・・
スーツ姿の私のことを言っているのだ!・・と気づきました。
日本のバブル崩壊の時期、東京四谷の「とあるバー」でたまたま一緒になった当時日銀の局長だったAさんとの会話を思い出します。
『大変だ、大変だって騒いでいるのはマスコミと金融界。人々が街でパンを求めて行列を作っているわけではない。』
通貨の番人としての言葉だったのだと思います。
確かに東京駅の中を闊歩する“上から目線のオバサンたち”(失礼!)の姿は非常に逞しく見えました。
しかし・・・
世界の株式市場は9月からの1ヶ月余りで既に(日本全体の個人金融資産にほぼ等しい)1400兆円の時価総額を失っています。
沈みゆくタイタニック号の乗客だったといった事態にならぬよう、人類の英知を結集させ英断をもって迅速に対応する。そういった局面に来ているように思います。
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コメント
岩崎先生、おはようございます。
昨日は雨降りでしたが、今朝は、本当に気持ちの良い秋晴れですね。
昭和記念公園では、コスモスが一面に咲き誇っているそうで、僕も出かけたくなりました。
ところで、昨晩、僕は「NHKスペシャル・アメリカ発 世界金融危機」を見ました。
そして、元日本銀行理事の平野英治さんの、
「その国の実情に応じて、市場関係者が納得するようなアクション・プランを示し、それを実施に移していくことがカギになると思います。」
「実体経済には、まだ成長余力が残されているので、余力が残されているうちに、金融危機をはやく治めることが非常に重要です。」
「優良資産と思われていても、いつ不良資産に変わるかもしれないという恐怖心が働いて、とりあえずは売ってキャッシュに変えておこうという『気持ち』が働きます。」
「資金繰りの関係で、優良な金融資産であっても、手元にキヤッシュを置いておこうとする『気持ち』が強くなっています。」
という趣旨のコメントが印象に残りました。
市場への信頼が無くなっている - 信用クライシスと形容すべきものが、今、起きていると解説しており、僕も納得しながら聞いていました。
確かに、不良資産をかかえた金融機関などが、次々と潰れている現状ですが、今の株価下落の要因は、行動ファイナンス理論に沿った動きかな?と、少し思いました。
それにしても、金融商品は、何だか、コンピュータ・ウィルスと似ていますね。
今回の金融危機を反面教師として、大きなリスクのある金融商品が世界中に販売されないよう、それを審査する為の国際的な審査機関が発足して欲しいと思いました。
投稿: まさくん | 2008年10月12日 (日) 10時15分
岩崎先生、こんばんわ。
僕は、今日、AERAでCDS開発者の記事が掲載されていたので、買ってみました。
この記事においても、読者に不安と恐怖を増大させるセンセーショナルな表現を多用し、まるで、明日にも大恐慌が起きそうなイキオイです。
このAERAを買った僕自身が、エラソウに言えるわけは無いのですが、「これは、記事を作成して売る側の立場になって考えてみると、読者をドキドキ、ハラハラさせて、この週刊誌を買わずにはいられないような心理状態にさせるための、一つのビジネス手段なのだなぁ…」と思いました。
ところで、この記事には、日本企業のCDS保証率なるものが掲載されており、この値が大きいほど、信用リスクが大きいのだそうです。
そこで、ネットで調べてみたら、下記のURLにも載っていました。
http://www.j-cds.com/jp/index.html
同業種で比較すると、財務内容が良い企業ほど、このCDS値が小さいようです。
・日産自動車;162.17
・富士重工業;124.81
・スズキ;95.80
・本田技研工業;81.64
・トヨタ自動車;75.44
CDS値が大きな会社の株価は、きっと、今週も大きく下げることでしょう。
投稿: まさくん | 2008年10月12日 (日) 22時10分