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2009年1月12日 (月)

一瞬の判断の遅れが、命取りになる

「一瞬の判断の遅れが、命取りになる」。

F1撤退を発表した時のホンダ福井社長の言葉です。

考えに考え抜いたあげく、断腸の思いで決めたF1撤退。

全ての思いがこの言葉に凝縮されている ― そんな決断の重みが伝わってくる言葉でした。

2008年の上場企業の倒産は史上最多。上場廃止後に倒産したエー・エス・アイを含めると、33社。

今年に入っても既にクリード(東証一部)、東新住建(ジャスダック)などが破綻。

「一瞬の判断の遅れが、命取りになる」。経営者にとって一瞬たりとも油断できない、緊張の日々が続きます。

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コメント

一般の人がこのニュースをこのタイミングで聞くとまるで福井社長が英断を下したように聞こえるかもしれません。
でもF1好きな人だったら、ホンダのあまりの体たらくぶりに「今頃になってやっと決断したか!」という感じなのですが。

内情は今出ている国内外のF1雑誌に書かれている通りです。
某英国人CEOのさせるがまま、莫大な資金だけ投入させられいいようにしてやられていただけでした。

逆にトヨタのほうが、山科代表がF1に来てから「改善」されました。高収入の英国人CEOと金食いドライバーを切り、知名度は低いが有能な若手ドライバーを見出し昨年はそれなりの結果も出しました。
またF1に進出したことから欧州での知名度が上がり欧州での売上上昇に貢献したというニュースも出ましたよね。

福井社長は単に判断が遅すぎでこのような結果になっただけです。

投稿: steamballoon | 2009年1月17日 (土) 23時29分

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