潮の変わり目
先日、潮の変わり目について書きましたが、私はここ20年間における潮の変わり目は次の4時点ではないかと思っています。
① 1989年11月9日
ベルリンの壁崩壊(東西冷戦終結)
② 1995年8月24日
ウィンドウズ95発売(IT時代幕開け)
③ 2001年9月11日
同時多発テロ(地政学リスク増大)
④ 2008年9月15日
リーマン破綻(金融恐慌)
* * *
ほぼ6~7年毎に大きな変化が起きてきました。
そしてここでのポイントは不可逆性です。
ベルリンの壁崩壊によって、世界は基本的に昔の米ソ冷戦時代には戻らない。
ウィンドウズ95によって、IT時代は決定的なものになった。
同じように我々はリーマン破綻前の時代に戻ることはない・・。
最近「資産価格はまた上がるだろう」とか、「ウォール街はまた別のバブルを見つけるだろう」といった発言が一部に見られるようになってきましたが、
リーマン破綻前の金融バブルの時代(資産価格高騰、レバレッジ増大、ファンド資本主義)に戻ることは(少なくとも当面の間は)ないと思っています。
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