« 大阪経済大学 | トップページ | PPIP (Public-Private Investment Plan)   その1 »

2009年4月10日 (金)

潮の変わり目

先日、潮の変わり目について書きましたが、私はここ20年間における潮の変わり目は次の4時点ではないかと思っています。

① 1989年11月9日 

ベルリンの壁崩壊(東西冷戦終結)

② 1995年8月24日

ウィンドウズ95発売(IT時代幕開け)

③ 2001年9月11日

同時多発テロ(地政学リスク増大)

④ 2008年9月15日

リーマン破綻(金融恐慌)

* * *

ほぼ6~7年毎に大きな変化が起きてきました。

そしてここでのポイントは不可逆性です。

ベルリンの壁崩壊によって、世界は基本的に昔の米ソ冷戦時代には戻らない。

ウィンドウズ95によって、IT時代は決定的なものになった。

同じように我々はリーマン破綻前の時代に戻ることはない・・。

最近「資産価格はまた上がるだろう」とか、「ウォール街はまた別のバブルを見つけるだろう」といった発言が一部に見られるようになってきましたが、

リーマン破綻前の金融バブルの時代(資産価格高騰、レバレッジ増大、ファンド資本主義)に戻ることは(少なくとも当面の間は)ないと思っています。

|

« 大阪経済大学 | トップページ | PPIP (Public-Private Investment Plan)   その1 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 大阪経済大学 | トップページ | PPIP (Public-Private Investment Plan)   その1 »