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2009年11月28日 (土)

円高の背景

今日は良い天気でしたね。

さて政府にわざわざ『デフレです』と宣言してもらわなくとも、日本経済がデフレであるのは、われわれ消費者が一番分かっています。

昨年は 1,980円くらいだったジーンズがたしか今年に入って、ユニクロ姉妹店ジーユーが1,000円を切る形で売り出し、10月に入り、西友では850円、ドンキ(ドン・キホーテ)では690円。

100円のマクドナルド・ハンバーガーはキャンペーン時に80円になり、現在は100円に戻っていますがその代わり、何と!マックチキンが100円。

要は100円で買えるものが、どんどん増えている、100円の価値が高くなっているわけです。

諸外国に比べ、日本のデフレが突出していれば、日本での現金の価値が(外国に比べ)高まって行き、円高に結びついていきます。

デフレの時には、株や不動産、商品に資金を投じるよりも、現金のまま持っているほうが有利です。要は現金に投資するというスタンスが望ましい(しかし、みんなが現金に投資するようになれば、デフレは一層深刻化します)。

この辺については『金融恐慌後のサバイバルマネー術』という本で既に今年3月に書きました。

このような時に例えばグロソブを続けていて良いのか・・・。

3月に書いたこの『ブログ記事』や、NIKKEI NETの『インタビュー記事』が参考になるかもしれません。

ところで下の写真は今、問題となっているドバイの写真。(2008年1月30日のブログでご紹介したもの)。

2008年6月、「これからは原油200ドル時代だ」と騒がれていた時に、ドバイの脆弱性を指摘していたオーストリア人社長のことを思い出しました(『こちら』)。

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