アマゾン キンドルDX
先週末、アマゾンのキンドルDXを注文しました。
アマゾンUSAのウェブページに入って、キンドルDXをショッピング・カートに入れるとユーザー登録を求められます。
そこで登録(e-mail、氏名、住所など)をして、クレジットカード番号を入れて購入。
レザーのカバーも併せて買いましたので、合計約539ドル。
これに送料、税金(関税?)などがかかり、更に為替レートが1ドル=94円近くで換算された為、総額56,000円強となりました。
自宅に届くのは約1週間前後とのことなのでまだ来ていません。
キンドルDXには、3,500冊分の書籍がデータとして入るとのこと。
当初の 6 インチのキンドルに比べ、DX のディスプレーサイズは 9.7 インチ。
画面の大きさも十分で、しかも液晶と違い、E-ink なので読書に適しています。
残念なのはまだ購入できるのは欧米の書籍やニューヨークタイムスなどに限られること。
(思い起こせば最初にアップルのアイポッドを買ったときも日本では十分な体制になっておらず不便でした。しかし今では好きな曲をダウンロード出来るようになっています。)
いずれ日本の書籍や新聞もキンドルで読めるようになるのではないでしょうか。
詳しくは『こちら』をどうぞ。
* * * *
ところで、キンドルDX の 56,000円は投資に見合う価値があったかどうか。
もちろん実際に来てみて使ってみなければ何とも言えません。
ただ仮に日本の新聞の購読(複数紙)のうち1紙を、キンドルのニューヨークタイムスに置き換えるとします。
日本の新聞は、月約3,900円(たしか日経はもっと高かったと思います)。
これに対して、ニューヨークタイムスはキンドルで月約1,300円。
その差、2,600円。
1年と9ヶ月で、56,000円は回収出来ます。
(注:実際にキンドルが到着した後、NYタイムスを購読しようとしたら月2,600円に値上げされていました。従って上記の数字は違ってきます。56,000円の回収には3年半かかります(2月18日、記))。
それにキンドルの方が圧倒的に地球環境にとってやさしいと思います。
これまでの新聞は、毎晩輪転機を回して膨大な紙の量に記事や広告を印刷して、それを日本国中トラックを走らせて全国に届ける・・。
こちらはあまり環境フレンドリーではありません。
環境保護について、あれだけ熱心に主張している日本の新聞社がどうして未だにキンドルに対応していないのか、いまひとつ腑に落ちません。
| 固定リンク
コメント
iPad と比較してどう思われますか?機能的にはiPadのほうが充実していそうな気がしますが。
投稿: xibj | 2010年2月17日 (水) 09時35分
私は、iPad も買うと思います。
【キンドルの長所は:】
(1)E-inkなので長時間の読書に適している。完全に「印刷された紙」の代替となります(iPad は液晶なので長時間の読書には適していない)。
(2)通信費はアマゾンが負担するので、発生するコストは初期投資と実際に購入する書籍代、新聞代だけ。
【一方、iPad の長所は:】
(1)いろいろな機能がついていて楽しそう
(2)Web Space と24時間、繋がっていられる
(3)特に私にはPhoto Album としての利用価値も高いように思います
(4)画面がカラー(キンドルはE-inkなので白・黒)
但し毎月の通信費(ケータイ代)がiPad の場合かかります。
結局、キンドル、iPad 両方買う人が結構多いように思います。
その分、これまで払ってきた毎月の新聞、雑誌の講読費を見直すとか、どこかでコスト・セーブして埋め合わせを図ろうとする人が多くなるのではないでしょうか。
投稿: 岩崎 | 2010年2月17日 (水) 10時36分
なるほどー!ありがとうございます。
投稿: xibj | 2010年2月17日 (水) 12時00分