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2010年2月16日 (火)

新聞・テレビ・出版の将来

週刊東洋経済や週刊ダイヤモンド。

私は書店で見て面白そうな号があると買って読んでいます。

週刊ダイヤモンドでは数週間前の『ツイッターの特集号』が面白かったですね。

そして今週の東洋経済。

『新聞・テレビの断末魔』という衝撃的なタイトルですが、確かにこの特集記事の中身を読むと各社の業績はかなり悪化してきていることが分ります。

それでも記事の中に出てくる各社の賃金やボーナスは他の民間企業に比べればまだ相当高く、残業代の強制カットを「事件」と呼ぶあたりは、余裕のある業界であることを改めて認識させられます。

しかしアマゾンのキンドルやアップルのiPadが普及していくといったいどんなことになってしまうのでしょうか。

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そう言えば今日、出版界の方とお昼をご一緒したのですが、大手出版社の中でもかなり業績を落としているところが出てきているとのことでした。

ユニクロやしまむらが好調で百貨店が苦しむ。

同じようにアマゾンやアップルが好調で新聞やテレビ、出版が苦戦する。

伊勢丹の競争相手は高島屋だと思っていたら、実は伊勢丹も高島屋もユニクロやしまむらにやられてしまっている。競争相手は他の業界から来たわけです。

同じように朝日の競争相手は読売やNTVだと思っていたら、朝日も読売も同じようにアマゾンやアップルにやられてしまうのでしょうか・・?

朝日や読売は「取材したニュース」というコンテンツを持つが、アマゾンやアップルはコンテンツを提供する手段に過ぎないから競争関係はなりたたない。 はたしてこう言えるのかどうか・・?

今から10年後、新聞、テレビ、出版の世界はどうなっているのでしょうか。

いろいろなことを考えさせられた特集記事でした。

 

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