CDS クレジット・デフォルト・スワップ Credit Default Swap
リーマンショックの直後、一時新聞紙上を盛んに賑わせたCDS (クレジット・デフォルト・スワップ)。
この言葉が最近再び新聞で目に付くようになりました。
例えば先週の『日経ヴェリタス』。
用語解説コラム(第8頁、Dictionary)でCDSについて解説。
CDSとは:
(例えば)Aの債権1億円分のプロテクションを買った投資家は、Aが債務不履行に陥った場合に(プロテクションの)売り手から、1億円の債権の回収不能相当額を補償してもらう。
売り手はリスクを引き受ける代わりに毎年一定の保証料を買手から受け取る。
と説明しています。
以下は英文Wikipediaの解説:
However, if the associated credit instrument suffered a credit event at t5, then the Protection seller pays the buyer for the loss, and the buyer would cease paying premiums.
先週の『日経ヴェリタス』の第4頁では各国のCDSを掲載(出所:マークイット・グループ)。
5月7日時点のCDS値は:
ギリシャ 9.4 (%)
ポルトガル 4.6
スペイン 2.7
イタリア 2.3
日本 0.8
中国 0.8
シンガポール 0.5
米国 0.4
フィンランド 0.3
日本よりもシンガポールやフィンランドの信用が高い(リスクが低い)と評価されています。
東京金融取引所が公表する日本企業のCDS参考値は『こちら』です。
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