ガラパゴス
質問です。
あなたは、Aさんと約束していて、電車で待ち合わせ場所に向かっています。
事故で電車が止まってしまったとします。
このままでは約束時間に遅れてしまいます。
あなたはAさんのケータイ番号は知っていますが、メール・アドレスは知りません。
電車が止まった車内では、乗客の人がいらいらしており、ケータイをかけにくい雰囲気です。
さて、あなたはどうしますか。
Aさんのケータイ電話番号を知っているのなら、この番号を宛先にして、SMS(ショートメッセージサービス)を送ってみるという方法があります。
これは音声チャンネルを利用してテキスト・メッセージを送るもので、パケット・チャネルを利用する、通常の「メール」( i モードメールなど)とは異なります。
NTTドコモmovaのショートメール、FOMAのSMS、au のCメールなどが、SMS(ショートメッセージサービス)にあたります(詳しくは『こちら』)。
先ほどの質問の答えですが、あなたのケータイとAさんのケータイが、どちらも同じキャリア(ケータイ電話会社)であれば、あなたがAさんに送ったSMSは、Aさんに届きます。
しかし例えば、あなたがドコモで、Aさんが au やソフトバンクだとすると、あなたが送ったメッセージはAさんには届きません。
あなたのケータイ画面には、「送信できませんでした」と表示されてしまいます。
海外ではオペレーター(キャリア)をまたがった形でSMSが送れるのが一般的。
日本でも早くSMSの標準化が行われることを期待したいところです。
ところで、この記事のタイトルである、ガラパゴスとはエクアドル本土の西約900kmにある群島(『こちら』)。
ウィキペディアによると、特定地域内において工業製品などが独自規格・独自仕様を発達させることを、「ガラパゴス化と言う」とのことです(『こちら』)。
ガラパゴス化について、もう少し詳しく知りたい方は下記の本(『こちら』)が参考になるかもしれません。
私は個人的にはいつかガラパゴス諸島を訪問してみたいと思っています。
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