マネ
三菱一号館美術館(『こちら』)で、美術館開館記念展として、『マネとモダン・パリ展』が開催されています(『こちら』)。
(三菱一号館美術館)
記念展の案内には、『“近代絵画の創始者”マネの全貌』とあります(『こちら』)。
美術館館長の高橋さんいわく、『僅か51歳で逝去した・・マネは本来決して多作ではなかった上に、貴重な代表作の多くは欧米の著名美術館の「目玉」となっていて、それらを借り出すことは大変に難しい』とのこと。
記念展では『この類稀な芸術家の代表的作品を編年的に辿る、回顧展の形式をとっています』(高橋館長)とのことです(『こちら』)。
下の作品は、黒の色彩で有名な『すみれの花束をつけたベルト・モリゾ』。
モデルのベルト・モリゾは19世紀印象派の女性画家で、マネに絵画を学びながら、彼のモデルを多く務めたことでも知られています。(マネもまたモリゾの作品から学ぶことが多かったといいます『こちら』)。
モリゾは、マネとの恋仲を噂されることもありましたが、実際には、1874年にマネの弟、ウージェーヌ・マネと結婚しています。
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