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2010年8月13日 (金)

米国経済のゆくえ

12日(木曜日)に米国で発表されたデータでは、失業者数関係の数字がまた悪化(下記)。

The Labor Department has reported Thursday that the number of people filing for unemployment benefits for the first time rose last week to 484,000. The gain was small at 2,000, but economists expected the number to drop.(AP)

この結果、12日(木曜日)のNY株式市場は再度下落して始まっています。

  Food_feature2

 (フードスタンプで買い物する人;出所「Amber Wave 紙」(『こちら』))

米国の景気動向を把握する上では、こういった統計数字や米国政府・FRBなどのコメントが重要ですが、私は同時に「一般の人々がどう感じているか」にも注目すべきだと考えています。

ウォールストリート・ジャーナル紙を見ていたら、『おおよそ3分の2のアメリカ人が経済は今後、さらに悪化して(これから先に)底を打つ(the economy has yet to hit bottom)と見ている』 とのことでした。

今年1月に同じような世論調査を行った時は、the economy has yet to hit bottom と考えるアメリカ人は53%でしたが、今回は64%にまで増えたのです。(記事は『こちら』です)。

アメリカのスーパーで買い物をすると、時折フードスタンプを使って食料品を買っている人が目に入ります(上の写真)。

このフードスタンプの受給者はいまや4080万人にまで増加してきたと言います。アメリカの2010年推定人口が、309,966,000人ですので(『こちら』)、全人口の13.2%を占めます。(詳しくは『こちら』)。

下の写真はフードスタンプを利用する人が多いといわれるダラーゼネラルストア。もちろんフードスタンプは通常のスーパーでも使えます。フードスタンプにご関心のある方は実際に受け取っている方のブログ(例えば『こちら』)が参考になります。

Images

   (ダラーゼネラルストア)

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