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2010年11月 4日 (木)

来年6月まで6000億ドル

FOMCの結果は「資産購入を来年6月までに6000億ドル」というもの。

規模的には事前のマーケット予想の中でも「ほぼ上限に近いほう」だったのですが、「これは来年6月までに月間約750億ドルのペースで・・」と伝わると(この部分は期待はずれで)、ダウ平均株価は91.35ドル安の11,097.37ドルに。

「しかしFOMCはQE3の可能性も示唆した」との声が聞かれ、結果的に年初来最高値(11,215.13ドル)で引けました(下図)。

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為替も同じように乱高下し、ユーロドルはFOMC発表後は1.42までドルが下落(ユーロ高)した後、1.40までドル高(ユーロ安)に。その後、1.41ドル台へ戻すという展開。

円ドルも発表直後に乱高下して、現在は81.07円のレベル。

金はFOMC発表後1トロイオンス1,325.5ドルまで大幅に下落。その後1,337ドルまで戻しています。

これらを踏まえ、日銀はどう動くのでしょうか。今日明日と政策決定会議です。

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