捨てる勇気
早いものでもう12月になりました。
そろそろ年末の大掃除の時期です。
さて、ものを捨てるのが苦手という人は『こんな本』が参考になるかもしれません。
日本の場合、特に高齢者の方で、ものを捨てるのが不得手な人が多いと言います。
ひとつひとつの「もの」に思い出が詰まっていたり、愛着心があって、なかなか捨てられない・・・
結果、家がもので溢れかえってしまう、あるいは家が狭くなってしまい快適な生活が出来ない、そんなことも少なくないようです。
先日見たテレビでは女性コンサルタントが地方に出張して、顧客である高齢者の方の相談相手になりながら、ものを捨てる手伝いをする、そんな光景が放映されていました。
コンサルタントが入ったお陰で高齢者の方が住んでいる家が見違えるように蘇ったのです。
なにやら、リフォーム番組の「大改造!!劇的ビフォーアフター」を見ているような感じでした。
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さて30歳の若さでアップルを退社することになったスティーブ・ジョブズは、1996年末、41歳の時にアップルに戻ります。
「アップルにもどったスティーブは、デザイン以外にもなくなったものがあることに気づく。炎が消えていた。
『想像をこえたひどい状態だった。みんな、長いあいだ、負け犬だと言われ続け、あきらめかけていた。もどった最初の半年は荒涼としたもので、僕でさえ、あきらめようかと何度も思ったくらいだ』」 (「スティーブ・ジョブズ 偶像復活」 351頁)
スティーブ・ジョブズがやったことのひとつが、「捨てる」ということです。
当時アップルはデジカメを作り(Apple QuickTake)、プリンターを製造していました(Apple Scribe Printer)。
『これらはキヤノンに作らせていればいい』
そう言ってジョブズはこれらの分野から撤退し、PCに特化、iMacの立ち上げ(1998年)へとつなげていきます。
捨てるということは勇気が要ります。
しかし、もしアップルがデジカメやプリンターを作り続けていたならば、今日のアップルはなかったかもしれません。
1997年から今日にかけてアップルの株価は13年間で100倍になりました($3.28→$316.87)。
100万円の投資が1億円になったわけです(注:為替の影響は考慮に入れていません)。
(アップルの株価推移)
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日本企業ももう少し「捨てる」ことが上手になれば、勝てる分野に経営資源を集中でき、より一層の競争力を身につけることが出来るようになるかもしれません。
そんなことを思いつつ、取りあえずは身近なところから・・・。 机の中に眠っている、書けなくなったボールペンを捨てることから、12月の大掃除月間を迎えたいと思っています。
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