炉心溶融
ニューヨークタイムスの「この記事」は参考になると思います。
4月2日付のニューヨーク版A6頁です。
米国政府エネルギー省のチュー長官(エネルギー長官)の会見(米国時間4月1日)模様をまとめたものです。
チュー長官と言えばスタンフォード大学の教授もしていた人で、レーザー冷却により原子を捕捉する技術の研究で知られ、1997年にはノーベル物理学賞を受賞しています(『こちら』)。
ニューヨークタイムスの記事は、
「日本政府当局は『部分的には炉心溶融を起こしている』と言いながらも、完全なメルトダウンにどれくらい近いかを明言してこなかった(Japanese officials have spoken of “partial meltdown” at some of the stricken reactors. But they have been less than specific, especially on the question of how close No. 1 — the most badly damaged reactor — came to a full meltdown. )」
と述べています。
これに対してチュー長官は、
「米国政府が日本の当局から得た情報をベースとすれば」
との前提付きですが、
「1号機は炉心(core of reactor)の7割が激しく損傷し(severe damage)、2号機は33%のメルトダウンに苦しんでいる」
と述べています。
同時に長官は、
「危機の最悪の瞬間からは遠のいている(後退している)ように思える;(the worst moments of the crisis appeared to be receding,)」
と述べているのですが・・。
* * * *
なお、IAEA の Reactor Status レポートを先日ご紹介しました(3月20日、『こちら』)。
この時の状況が下記。
この時に比べて現在(13時間前に発表されたもの)は改善したところも多いのですが、心配なのは 2号機の原子炉の状況がむしろ赤印となり悪化していることです(下記)。
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